意思の疎通[No.3172]
僕は以前、パソコンの講師をしていました。
生徒さん全員に、理解してもらう授業にしようと、
小道具を使ったり、少しお芝居を入れた授業にしたり、
毎晩のように、段取りを考える日もありました。
けれど、価値観や捉え方は、生徒さん全員が違う。
パソコンを、車に例えて伝わる生徒さんもいれば、
車に興味がないからと、解らない生徒さんもいる。
台所に例えて説明すれば、台所に立ったコトがない
お父さん世代には伝わらない。
そんな、悪戦苦闘した結果、
僕は、全員に伝えるコトを目標にするのではなく、
いかに多くの生徒さんに伝えるか。
机の上(メモリ)、机の引き出し(ハードディスク)
みんなが使ったであろうもので、
例える授業にしていました。
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現在は、パソコン講師ではなく、別の仕事ですが、
このブログも、できるだけ多くの人に伝わるように、
わかりやすく、身近にあるもので例えようと、
日々、勉強させていただいています。
「100人中、100人がそれぞれの価値観を持っていて、捉え方が違う」
だから、70人に伝わればそれでいい。
そんな考え方でした。
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けれど、伝えるコトができなかった30人。
ある程度は、仕方がないと思うのですが、
この30人のなかに、大切な人。
家族、友人、恋人が含まれていたらどうでしょう。
僕は、こちらの方を優先したいです。
なぜならば、身近な人に理解してもらってこそ、
遠くの人にも伝わると考えているからです。
そして、いくら世間に伝えても、
身近に理解してくれる人がいなければ、
人は、生きていけないと思うからです。
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もちろん、この考え方自体も、僕の価値観です。
けれど、身近な人たちを大切にできてこそ、
多くの人を大切にできるんじゃないかな。
そう、感じています。
今日感じたコト
理解してくれなかった相手が悪いのではなく、
伝える側にも責任はある。
伝える工夫。大切にしたい。
意思の疎通[No.3172]
今日も最後までありがとうございます。
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「嬉しいコト@カラフル!」
http://ameblo.jp/moriyama-tomomi/
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