見た目だけではなく[No.3158]
(日付を調整しています)
(長めになっています)
子どもの頃、こんな経験はありませんでしたか。
自分が持っているおもちゃやお菓子よりも、
他人が持っているほうが、良さそうに見えてしまう。
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子どもと大人と、少し条件が違うところは、
子どもは知らないコトが多く、興味本位。
好奇心旺盛だからだと思います。
あのおもちゃでちょっと遊び、
このおもちゃでもちょっと遊び、
あのお菓子をちょっと食べて、
このお菓子もちょっと食べる。
そうやって、散らかすコトによって、
経験として、学んでいくんだと思います。
「このおもちゃよりも、こっちの方が楽しい! このお菓子よりも、こっちのお菓子の方がおいしい!」
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そして大人になったとき、
人は、ある程度は予測できるようになります。
「この前食べたキムチチゲよりも、こっちの方が赤いから辛いだろう」
食べ物だけでなく、勉強や仕事にしても、
「この前よりも、こっちのほうがつらそうだから止めよう」
そうやって、チャレンジ精神も
失っていくのだと思います。
もちろん、チャレンジするコトが全てだとは
僕は思いません。
しなくても良いコトにチャレンジして、
失敗をして、借金して、人生台無しにするよりは、
チャレンジしない方が良い場合もある。
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多くの大人たちは、そんなの当然だと、
しっかりと認識していると思います。
けれど、僕を含めて、
完全にぬけ切れてない部分があると思うのです。
例えば、あなたの目の前に高級車が停まったとき。
あなたの住まいよりも、高級な住まいを見たとき。
「いいな」と感じると思うのです。
そこで「よし!自分も頑張るぞ!」という人と、
「どうせ自分なんて…」という人。
ふた通りに別れると思うのです。
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「よし!頑張るぞ!」という人は、
黙っていても、成長するコトだと思います。
今回僕がお話しするのは、そう感じれない人。
「どうせ自分なんて…」と不幸の主人公を演じる人。
確かに相手は、良い車や良い住まいかもしれない。
けれど、心は貧しいのかもしれない。
お金は持っていても、家族や友人はいないかもしれない。
人の何倍も精神的に気を使う仕事だからこそ、
その報酬として、お金をもらっているのかもしれない。
そう思えば、不幸の主人公を演じるのが、
バカらしくなるのではないでしょうか。
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僕が感じるに、本当にお金があって、
心にゆとりがある人は、高級車をひけらかしたり、
ブランド物や高級住宅街に家を持たないと思うのです。
あくまで、僕の予測や少ない経験でのお話しですが、
友達がいない、家族がいない、技術や経験がない。
そういう人に限って、車や家を見せびらかせて、
自分に足りないものを、
補おうとしているように感じました。
ですので、そういう人たちの車や家を、
「うらやましい」と思うのは、
ある意味、変だと思うのです。
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極端な表現かもしれませんが、
足が不自由で、車いすの人を見て、
「便利そうな物に乗っている!いいな!…どうせ自分は車いすなんて買えない…」
そう思うのと、変わりないと思うのです。
もちろん、お金持ちを目標にするのも良いと思いますが、
そこがゴールだというのも、どうかと感じるのです。
お金はあくまで対価であって、
技術や我慢料だと思います。
技術や我慢を極めるのもいいかもしれないけど、
やはり人生、楽しむコトが大切ではないでしょうか。
楽しんだ結果、その先にお金があるのなら、
それは神様から授かった、天職だと思います。
そういう人間になれたらいいなと。
日々、いろいろと考えています。
今日感じたコト
見た目だけでは判断できない。
見た目が相手より勝っている、負けている。
ではなく、今をどう楽しんでいるか。
笑顔になれるか。ではないでしょうか。
見た目だけではなく[No.3158]
今日も最後までありがとうございます。
僕のもうひとつのブログ
「嬉しいコト@カラフル!」
http://ameblo.jp/moriyama-tomomi/
お暇な方は遊びに来てくださいね。(^^)
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