美徳ではなく[No.3109]
(日付を調整しています)
(長めになっています)
日本は昔、貧しかった時代があるからでしょうか。
「贅沢は敵!」そう言って我慢するコトが、
まるで美徳のように扱われているように思います。
「お金持ちは悪で、お金は汚い」
そんな風に、日本は教育してきたように感じます。
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「お金持ちか貧乏か」
衣食住とくに不自由しない裕福な日本は、
世界レベルで見れば、十分お金持ちだと思います。
貧しくても、着るものに家、食べるものは豊富にあり、
テレビにケータイ、エアコンだって持っている。
「ウチにはエアコンなんてないぞ!」と言う人も、
バイクや車は持っていたりする。
職業安定所へ車で向かうのは、
日本くらいではないでしょうか。
そんな裕福な日本のなかで、
さらに「お金持ちか貧乏か」を問いかけたとき、
お金持ちと言えるのは、ほんの一握りだと思います。
言い方を変えると、
あまりお金を持っていない人が大多数。
仲間が多ければ、
お金持ちを敵視するコトもあると思います。
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貧しい者には知恵があり、お金持ちはバカだ、
なにも考えていない、汚い仕事をしている。
そう考えれば、貧しい者にとっては好都合です。
「貧しく我慢している私たちは美しい」
貧しかった頃の日本人のDNAなのか、
苦労し我慢するコトを、美徳だと思っているところが、
いくつかあると思うのです。
その結果、どういう人物になるでしょう。
「我慢や苦労するコトが美しいコトだ!」
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僕が思うに、
無理に苦労するコトが人生ではないと思うです。
「つらい仕事を耐えて行っている私って美しい?」
いつまでも見切りをつけず、
つらい仕事に拘って行う必要性があるのでしょうか。
もちろんそれが、ラーメン屋の修行のようなものであれば、
修行を重ねるべきだと思いますが、
貧乏を積み重ねあげて、我慢する体力をつけて、
その先に得られるものがあるのでしょうか。
確かに、ときに我慢は必要です。
でも、自分の想い「こうしたい!こうありたい!」
まで押し殺していては、
やりたいコトをやれない人生になってしまう。
そんな、後悔する人生で幕を閉じたとしても、
美徳だというのでしょうか。
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まだまだ、人生経験少ない僕ですが、
無理に苦労するコトが全てではないと思うのです。
「楽しむコトが第一」だと感じています。
なぜ、僕が7年もブログを続けていられるのか。
それは、僕自身が楽しんでいるからです。
今回もそうですが、
ときどき日付を調整するときがあります。
眠たいのに、疲れているのに、
無理してブログを書いていては、苦痛に感じますよね。
そんな想いで文章を書いたって、
誰のためにもならないと思っているからです。
俳優や歌手っていますよね。
あなたの憧れ、アイドル的存在の人が、
仕事だと割り切って、嫌々演技や歌を歌っていたら、
あなたは、どんな気持ちになるでしょう。
ファンを辞めるのではないでしょうか。
「芝居って楽しい!歌って楽しい!」
そうやって、輝いている人のファンに
なるのではないでしょうか。
もちろん、レッスンや修行時代はつらいでしょう。
でも、無理に苦労しようとするのではなく、
「楽しもう!」と工夫できた人こそが、
世間に認められ、人生を謳歌するコトができ、
悔いのない人生を得ているように感じます。
今日感じたコト
無意味に苦労、我慢する意味なんてない。
楽しむための工夫で知恵やエネルギー(人生)を
使いたい。
美徳ではなく[No.3109]
今日も最後までありがとうございます。
僕のもうひとつのブログ
「嬉しいコト@カラフル!」
http://ameblo.jp/moriyama-tomomi/
お暇な方は遊びに来てくださいね。(^^)
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