理由無きよりも[No.3076]
(長めになっています)
昨日は、無制限でなにかを始めるよりも、
あえて制限を持つコトで、
行動しやすくするコトを書かせていただきました。
実は、理由はそれだけではなく、もう一つあります。
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僕は、脊髄分離症だけでなく、首のヘルニアで、
左手足が常時しびれっぱなしです。
長時間正座をすると足がピリピリしますよね。
あの感覚が左腕と左足に常時あるのです。
今から23年ほどまえ、
僕が17歳の頃に症状が出始めました。
脊髄の軟骨がひとつなく、背骨が神経を刺激しているのです。
本当は、コルセットをしなくてならないのですが、
落ちたものを拾おうとかがむ動作も困難になり、
「あぁ、僕は脊髄分離症なんだなぁ」
鬱な気分になるくらいなら、
「コルセットなしで、手足の痺れに耐える!」
それを20年以上続けてきました。
「重たい物は持てない、左手に力が入らない」
制限はありますが、だからこそ!
「負けたくないんだ!」という気持ちもあるのです。
別にライバルがいるわけではなく、
常に自身との戦いなのです。
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変な言い方かもしれませんが、健常者が1時間
ウォーキング出きるのは当然だと感じています。
だから僕は、
「じゃあ脊髄分離症の僕は2時間走ってやろう!」
そういう気持ちになれるんだと思います。
そういう意味では、病気を恨むどころか、
むしろ感謝しているくらいです。
制限がない自由の世界では、
普段のありがたみにも気がつきにくいと思うのです。
極端な例えかもしれませんが、僕やあなたがもし、
明日誤認逮捕で刑務所にいれられたとしたら、
「あの当たり前の日常はなんだったのか。なぜあのとき○○をもっと楽しんでおかなかったんだ!」
きっと、後悔すると思うのです。
病気になって、初めて健康のありがたさが
わかるのと同じで、敢えて不自由を感じるコトで、
自由とはなにかを実感できると思うのです。
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例え、お金がない、技術がない、体が不自由だとしても、
それにめげるのではなく「だからこそ上を目指そう!」
そうやってチャレンジした者が、
本物の幸せ(自由)を手にしていると感じます。
今日感じたコト
物やお金を持っているだけの自由よりも、
使い方や考え方、楽しみ方を熟知した人になりたい。
理由無きよりも[No.3076]
今日も最後までありがとうございます。
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