見えにくいからより見えるもの[No.3036]
(日付を調整しています)
(長めになっています)
デジタル情報化社会。
アナログでは見づらかった部分も、
ネット社会になり、情報が広まるスピードは加速し、
デジタルでクッキリ鮮明に見えるようになりました。
大げさにいうなら、
「目に見えるものはすべて Full-HD !」
あっ、現在は 4K という時代ですね。(笑)
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でも、ハッキリ見聞きできるのが当然になった今、
不要な情報までもハッキリと目にしてしまう。
身近なコトで例えるならば、
昔は、薬局はクスリが売っているお店。
電器屋は、電化製品などが売っているお店。
クスリが欲しい人は、薬局でクスリを見ます。
電化製品が欲しい人は、電器屋で電化製品を見ます。
そんな、当たり前のコトさえも、
現代は、崩れてきていると思うのです。
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どういうコトかと言うと、
最近の薬局には、クスリ以外にも、
食料品や生活雑貨も売っていますよね。
電器屋さんにしても、おもちゃや美容・健康食品、
本やメガネまで売っている時代。
確かに、便利な世の中ではありますが、
クスリを買いに向かったつもりが、
いろんな「余計なもの」を目にするコトによって、
不要なものを買うだけでなく、時間やお金、
人生の選択すら、誤っているようにも思うのです。
例えば、仕事のパソコンを買いに電器屋に行ったら、
趣味のオーディオにお金を沢山つかってしまい、
仕事用パソコンが、遅くて使いにくい、
低価格なものになってしまった。
「よし!今晩はカレーを作ろう!」
材料をスーパーに買いに出かけたら、
目移りして、カレーではなく、
別の料理になってしまった。などです。
もちろん、楽しんでいるのなら、
目移りしても、問題ないように思えます。
でも「あれもいい! これもいい!」では、
本当に必要なものはなにか、自分はなにが好きなのか。
自身が分からなくなると思うのです。
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なぜ、僕が今回のようなコトを書き始めたか。
それは、Twitterにて、ある人に目が止まったからです。
「すごくセンスがよい人だな!」
僕がそう思った人は、片目が見えない人でした。
目が不自由故に、余分なものはみない。
自分にとって、必要なものだけを見つめる。
その結果、彼の個性「センス」が磨かれたのかもしれません。
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現代人は、いろんなものを直ぐに見聞きできるだけに、
「自分にとって何が大切なのか」
見失っているように思えます。
もし、あなたが片目しか見えなかったとき、
なにに注目し、なにを継続しますか。
片目を閉じて、見つめ直す時代なのかもしれません。
今日感じたコト
目を閉じれば、ぶつからないようにと、
集中して気をつけるようにします。
でも、常にハッキリと見えていては、
集中せず、ぼんやりしてしまうコトも
あるのではないでしょうか。
見えにくいからより見えるもの[No.3036]
今日も最後までありがとうございます。
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