楽しいコトは自然と伝わる[No.2991]
(日付を調整しています)
(長めになっています)
僕の今までの経験ですが、
相手が楽しんで描いたイラストや、
相手が楽しんで作ったもの、工作や料理、
映画や音楽など、自然と、
それがわかるような気がします。
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ひとつ例をあげるなら、今から20年前。
現在の親友である、出会って間もない友人ですが、
彼が描いた5人のイラストを見ただけで、
誰が好みなのか、一発で当てるコトができました。
5人中、1人だけが、
特別絵柄が違うわけではなかったのですが、
なぜか不思議と、オーラを感じるのです。
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他にも、プロが描いたイラストでうまいけれど、
どうにも愛を感じるコトができず処分し。
同人で、イラストは決してうまくないけれど、
愛を感じられ、なぜか手にしてしまったり。
有名なお店ではなく、
田舎にある、小さなお店なんだけど、
上品な味付けで、品があり、やさしさを感じる
「ジャガイモの煮っ転がし」
決して、授業やお芝居の段取りはよくないけれど、
不思議と、人を引きつける力を持った人には、
ある共通点があると思うのです。
それは、本人自身が楽しんで行っているコト!
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これは僕だけでなく、楽しんで行ったコトは、
必ず相手に伝わるものだと感じています。
「楽しんで描いたイラスト。楽しんで作った料理。楽しんで歌った曲。楽しんで伝えた演説」
この理屈は、難しいようで、難しく無いと感じます。
例えば、あなたがお芝居をするとき、
マズイ料理を、おいしいフリをするのと、
本当においしい料理を、おいしいと表現するとき、
どちらが、相手に伝わるでしょうか。
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もちろん、プロの役者さんであれば、
どんなにマズイものを食べても、
おいしく振る舞うかもしれません。
でも、いくらプロの役者だとしても、
マズイものをおいしく演技するよりも、
おいしいものを、おいしく伝える方が、
遙かに楽で、より自然だと思うのです。
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仕事は基本、なにかサービスを提供するものです。
飲食店は、おいしいものを提供し。
物を売り買いする企業は、よい商品を提供し。
医療は、健康を提供する。
その、サービスを提供する側が、
「うちの商品はマズイからなぁ」
そう心で感じているのなら、
いくら言葉で嘘を述べたって、
相手に伝わらないと思うのです。
「このマンガは楽しいですよ! このゲームは楽しいですよ!」
伝える側が、楽しんでいなれければ、
やはり、伝えるコトはできないと思うのです。
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「これは楽しいですよ!」
そうやって強要するのは「説得」だと思います。
あくまで、僕が思っているだけかもしれませんが、
説得とは、説明する側が、得を得ると書きます。
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「これ楽しいですね!」
相手が理解してくれるコトを「納得」だと思います。
納得とは、納める側が得をすると書きます。
よって、商品を押しつける側(説得)ではなく、
商品を買う側が「楽しい!」と理解してくれたのです。
その、相手に理解してもらう方法が、
自分が楽しむコトだと、僕は思うのです。
今日の心得
自分が楽しんで描いていないマンガを、
他人が楽しいと思うでしょうか。
「楽しい!」を押し売りするのではなく、
自身が楽しむコトが、近道だと感じます。
伝えるよりも、楽しむ工夫。
楽しいコトは自然と伝わる[No.2991]
今日も最後までありがとうございます。
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