子ども感覚、大人感覚[No.2977]
(長めになっています)
小さい子どもの殆どは、
苦いもの、辛いものが苦手です。
苦いクスリや、ピーマンやニンジンが嫌い。
なぜだと思いますか。
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僕の経験を踏まえ、感じたのは、
小さい子どもが苦いものを嫌うのは、
小さい頃に、苦いものを食べていないからだと思います。
答えになってなかったかもしれませんね。(笑)
伝え方を変えさせていただくと、
「小さい頃に、甘いものばかりを食べていた」
それによって、苦いものや辛いものを知らず、
抵抗をするようになった結果、
嫌いと判断していると思うのです。
なぜ、僕がそう感じるのかは、
僕は小さい頃、離乳食が始まる頃から、
母に、ニンジンやピーマンを食べさせられていたので、
小さい内から、苦いものや辛いものを知っていたのです。
小学生になる頃には、いろんな味を経験していました。
それゆえに、幼い頃から現在まで、
嫌いな食べ物はありません。
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ここまでの流れだと、まるで食べ物の話しのようですが、
人間の器(心の広さ)も、これと同じように感じたのです。
幼い頃に「バカ、アホ、貧乏」だといじめられた僕は、
今言われても、なんとも思わないのです。
「言われ慣れている。耐性ができている。打たれ強くなっている」
そう言われれば、それもあるかもしれませんが、
僕は幼い内に、
「誉められる、注意される、怒られる、いじめられる」
いろんな味を経験しているので、
「バカ、アホ」くらいのいじめなんて、
なんとも感じないのです。
小さい頃に、ニガウリの苦さを知っていれば、
ピーマンやニンジンは、苦いなんて思わない。
小さい頃に、沢山いじめられたので、
少々人にバカにされたからといって、
全く腹に立たないのです。
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少し苦い、少し辛いだけで騒ぐ人。
少しバカにされたくらいで騒ぐ人。
被害妄想な人、過敏な人もいますが、
本当は不幸な人ではなく、実際には、
バカにされるコトなく、いじめられるコトもなく、
苦いものを食べなくて済む、幸せだったんだと思います。
もし、あなたが今不幸の主人公を演じているのなら、
それは、過去に不自由しなかった、
幸せ者だったと思うのです。
「私はなんの取り柄もない」
↓
「取り柄なくても無事生きてこれた!」
(私は貧乏で貧しい)
↓
(貧乏でも無事生きているなら怖いものない!)
「私は頭が悪い」
↓
「頭が悪いのに無事生きているのなら勉強すれば最強!」
(私はバカといじめられて凹んでいる)
↓
(今までいじめられなかった幸運者!)
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僕が思うに、幸、不幸ではなく、
その人の感じ方という経験値
器の大きさだと思うのです。
ちょっとやそっとのコトで腹を立てたり、
イライラしているようでは、
ピーマンやニンジンが苦いので、
嫌いと泣いている子どものようです。
そういう意味でも、
「若い時の苦労は買ってでもせよ」
そう言われるのかもしれませんね。
今日の心得
小さい子どもは、バカにされたと泣きます。
大人が、バカにされたと泣くと、
「大人げないと」言われるのは、
まだ、子ども感覚なのかもしれません。
子ども感覚、大人感覚[No.2977]
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