広がる世界[No.2975]
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(長めになっています)
自宅と会社、自宅と学校の往復な毎日では、
いつの間にか、それだけの世界になってしまう。
会社の方針、学校の方針、地域性、
一部の世界ばかりから情報を得ていては、
いつしかそれが「世間体」だと勘違いしてしまう。
毎日、残業がある会社に勤めているなら、
まるで、世間全ての会社が残業しているかのように思い、
学校でいじめられているのならば、
全ての学校に、いじめがあるように感じてしまう。
そんな、限られた範囲で物事を見ていると、
つい「世間は腐っている」などと、
言葉に出してしまうのではないでしょうか。
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町内だけでなく、隣町。
隣町だけでなく、県外、海外など、
行動範囲と視野を広げれば、偏った考え方も、
柔軟になるコトは、みなさんもご存じだと思います。
だけど「疲れた、きつい、休みたい」
これでは、せっかくの休日も、
視野を広げるチャンスに、恵まれないと思うのです。
そんなあなたに、僕がオススメする方法は、
ネットで海外の写真を見て、旅行を想像する。
読書やビデオ鑑賞をして、作品の世界に浸る。
それだけでも、考え方や視野を、変化出きるのです。
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僕が、そうするとき、
なんとなく、海外の写真を見るのではなく、
「どんな感じの国なんだろう? どんな空気で食べ物なんだろう? どんな人が居て、どんな街なんだろう? どうやったら行けるだろう? いついけるだろう?」
読書やビデオ鑑賞では、
「どんな意味を込めてこの言葉なんだろう? この展開なんだろう? この演出でこの音楽なんだろう? 主人公はどんな気持ちなんだろう?」
無数のアンテナを広げて見ています。
すると、作り手の気持ち、演じる側の気持ち、
提供する側の気持ち、自分の感想など、
沢山の感情を感じるコトが出きるのです。
そして、一瞬にして、世界が広がるのです。
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いつも観客席で、ふんぞりかえって見る舞台と、
舞台側に立つのとは、緊張感はぜんぜん違う。
観客側は「失敗せずに鑑賞しよう!」なんて思わない。
でも、演じる側は「失敗せずに演じよう!」とする。
同じ場所で、同じ空気を共有しているのに、
考えているコトも、感じているコトも、行動も違う。
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ずっと死ぬまで観客席で、
ただ見ているだけの人生(視野や思想)と、
舞台側を意識した人生。
演じる大変さ、覚える大変さ、
意識するコトで、見方も変わると思うのです。
もう少し、分かりやすくお伝えするなら、
健常者が演じる舞台よりも、
体の不自由な人が演じる舞台の方が、
大変さやつらさを感じ、感動出きると思います。
自分が健康で、相手の体が不自由だから、
より、意識するコトが出きるのかもしれません。
感動的な人生を過ごす為には、
体の不自由に関係なく、相手の立場を思いやるコトで、
より、感動的になれると思うのです。
フルマラソンを完走した人を見ても、
普通の人は、なんとも思わないかもしれません。
そこで、僕は考えるのです。
「自分だったら10km走れるかな? 5kmくらいでへたりそうだ」
フルマラソンが、いかに大変で、感動的かを、
少しは、感じるコトが出きるのです。
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僕が思うに、人生を感動的に過ごすか、
平凡に過ごすかは、相手を想いやれるゆとり、
優しさや想像力だと思うのです。
「○○さんに、焼き肉をごちそうしよう!」
よりも
「○○さんは、今なにを食べたいのかな?」
想像するコトで、
「食事を終えたばかりかもしれない、そういえば今ダイエット中だったな、ローカロリーな物へ変更しよう」
などを考えるコトによって、
相手だけでなく、自分も、
感動できる人生になるのだと、感じています。
今日の心得
リアル世界を広げるだけでなく、
想像世界も広げたい。
現実四畳半、心も四畳半では、
お友達(いろんな視野)を呼び込めない。
広がる世界[No.2975]
今日も最後までありがとうございます。
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