質を高める為の協力[No.2973]
(長めになっています)
昔と今は違う。
昔は、職人さんとして、
一本の道筋で食べていけたかもしれない。
でも、現代はそうではない。
商店街にある、魚屋、肉屋、八百屋、豆腐屋。
魚や野菜のプロでなくても、
コンビニやスーパーでも売っている。
職人技が必要な豆腐でも、工場で大量ライン生産し、
コンビニやスーパーに格安で並んでいる。
豆腐通やこだわりのある人以外は、
手軽で安い豆腐を手にしている。
これでは、いくらどんなに美味しくても、
豆腐屋の経営危機になってしまう。
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生計立てていた、タバコ屋、酒屋も、
突如立てられたコンビニに客足を奪われ、
個人商店が消えていく姿を、僕は何度も目にしました。
街の電気屋、おもちゃ屋、文具屋も、
大型家電量販店で、家電もおもちゃも文具も売っている。
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今回、僕がお伝えしたかったコトは、
「いくらどんなにプロでも、求められるとは限らない」
遠出して一丁200円の最高においしい豆腐よりも、
近場の一丁100円の豆腐(手軽さ)が求められる時代。
食べ物が豊富な現代故に、豆腐に拘る人も少ない。
これを解決するには、どうすればいいのか?
僕が思うに、
「これからは、プロでも協力しあう時代」
だと思うのです。
老舗の豆腐店が遠いのなら、
スーパーと提携して、店頭に商品を並ばせてもらう。
ネット販売もするようにする。
その知識がないのなら、ネット販売に詳しい会社と、
業務提携でもしない限り、生き残れないと思うのです。
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そんなふうに、僕が感じるのも、
あなたに、素晴らしい才能や技術があったとしても、
なにか物を作る側のプロだったとしても、
それを相手に知られなければ意味がない。
そして、営業や経営のプロではないと言うコトです。
もしかすると、あなたは、
営業や経営のプロかもしれません。
でも、売る商品がなければ、意味がありませんよね。
最高の物を、最高の営業で、最高の経営にするコトで、
世間から、認めてもらえるのではないでしょうか。
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いくらどんなに美味しくても、
いくらどんなに素晴らしいものでも、
目に触れにくい商品、買いに行くまで遠い、
高すぎるでは、メリットよりも、
デメリットを意識してしまいます。
それを補う為に、ひとりで悩み抱えるよりも、
協力しあえる仲間を増やせば、
乗り越えられると思います。
今日の心得
技術格差が、少なくなりつつある現代。
これからは、お互いの得意分野を生かし、
最高によい物を提供する、
総合クオリティの時代だと感じます。
よい物を求めるのに、A社もB社も、
個人には関係ないと思うのです。
質を高める為の協力[No.2973]
今日も最後までありがとうございます。
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