狙いすぎて外す[No.2954]
僕が感じただけに過ぎませんが、
現代は、狙いすぎのように感じます。
低価格路線の商品、多機能商品、派手な映画など。
無理に、世間の目を引こうと、
ムキになっているように感じる。
本当に、それが求められているのでしょうか。
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狙いすぎれば、視野は狭くなる。
低価格、多機能商品ではなく、シンプルで、
上質なものが欲しい人のコトを考えていない。
「映画 = 派手さやインパクト」
必要以上に狙うから、的を外しているようにさえ感じます。
ただでさえ、派手でインパクトある広告を目にするのに、
派手さやインパクトある映画を、
お金を払ってみたいでしょうか。
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あくまで、僕が感じたコトに過ぎませんが、
狙いすぎは視野が狭くなり、固定概念を植え付け、
自由、遊びがきかない状態に陥ると思うのです。
もし、電車とレールに遊びがなく、
キッチリ寸法だったらどうなるでしょう。
50cmの隙間に、
50cmの家具を入れるコトが出来るでしょうか。
レールに遊びがなければ、熱の膨張や劣化、
地震で少しでも動けば、脱線しやすくなります。
隙間と入れる物の幅が、全く同じなら、
叩いて、無理に押し込まないかぎり、
スムーズに出し入れするコトはできません。
この遊びとはなにか。
現代に必要だと感じている「ゆとり」です。
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食べ物のうまみは、甘みと部類されます。
おいしい白米は、うまみ(甘み)がある。
おいしい煮付けも、うまみ(甘み)がある。
もし、うまみだけに拘った飲食店だらけだったら、
どのお店に入っても、甘いものだらけになるでしょう。
そして、それがエスカレートすれば、
素材のうまみ(甘み)ではなく、
単に、砂糖をいれるお店も出てくるでしょう。
それではすぐに太り、糖尿病にもなりますし、
辛党の人は、好みの食事にありつけない。
現代は、辛味香辛料持参で、
お店に入っているようにすら感じる。
「他店が甘いのなら、ウチは辛くする、普通にする」
そういう、オリジナリティが少ないように感じるのです。
そんな世間で、いちばんかわいそうに思うのは、
子どもたちだと思います。
確かに、物が豊かな国だけど、
どれも機能的に大差はない。
個性がないものに包まれて、個性を発揮できる
子どもを育てるコトが可能なのでしょうか。
あえて、世間から外すコトによって、
独自性が生まれ、
注目されやすくなるのではないでしょうか。
今日の心得
狙いすぎて外すのを多く感じる現代。
敢えて、外してみるのも手かもしれません。
押してダメなら、引いてみる。
狙いすぎて外す[No.2954]
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