見えるこだわり、見えないこだわり[No.2967]
(長めになっています)
ひとそれぞれ、こだわりがあると思います。
見た目、目に見えるこだわりも、
最初は、目に見えない心が想いを抱き、
それを実行した結果が、目に見えているのです。
「こういう仕事をしたい! こんな住まいにしたい!」
心に抱いたこだわり。
そこまでなら、誰しもこだわるコトができます。
でも、問題はその先です。
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心に抱いているうちは、当然目には見えません。
目に見えない故に、
どこまで自分にできるか分からない。
例えば、多種多彩な料理が作れるイメージがあっても、
実際には、ジャガイモの皮も剥けないかもしれません。
理想と現実のギャップ。
多くの人は、目に見えないこだわり(理想)を
求めるばかりに、夢を諦めたり、
現実逃避しているのではないでしょうか。
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僕が思うに、目に見えないこだわり(心内)よりも、
目に見えるこだわり(実際に自分ができるコト)。
そこに、こだわるべきだと思うのです。
例えば、歌手になる理想があったとしても、
現実、練習しても音痴ではしかたありませんよね。
現代人は、そんな目には見えないこだわりに、
苦しんでいるのではないでしょうか。
「もっとうまく歌えれば。もっと営業成績がよければ。資格を持っていれば。お金を持っていれば。良き仲間がいれば」
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ありもせず、目に見えないものにこだわるくらいなら、
目に見えるもの(自分ができるコト)に
こだわるべきだと思うのです。
心で「和風、イタリアン、中華料理も作れる人間になってやるぜ!」
目標をもつのは、よいコトだと思います。
でも、現在作れるのは、和食のみ。
イタリアンと中華が作れないという現実。
裏を返せば、和食が作れるという現実。
目に見えないこだわり(イタリアン、中華)に
頭を悩め、苦しみ、時間を使うくらいなら、
目に見えるこだわり(作れる和食)に、
こだわるべきだと思うのです。
なぜ、僕がそう思うのかは、
いろんな料理ができたとしても、
どれも中途半端では、世間から求められなくなる。
わざわざお店へ向かい、高いお金を支払って、
中途半端な中華料理を食べるくらいなら、
スーパーやコンビニで、良いと感じるからです。
喫茶店に入って、缶コーヒー飲みたがる人はいません。
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便利な道具をつかい、なんでもやりたいコトを、
直ぐに実現しやすい現代。
ホームページやブログも、HTMLの知識なしにできます。
ラーメンやうどんも、なんの知識なしに、
お湯を入れるだけでできます。
撮影機材なんて揃えなくて、誰でもお手軽に、
スマホで動画撮影もできます。
現代は、広く浅くは当然のように感じるのです。
この先、未来を生き抜けられるのは、
目に見えて、自分ができるコトにこだわり、
その道のプロになれる者が、生き残れるように感じます。
今日の心得
見えないこだわりに苦しむのは、
まるで、見えない幽霊に怯えているよう。
見えないものは掴めない。
今目の前に見えるものから、掴んでいきたい。
見えるこだわり、見えないこだわり[No.2967]
今日も最後までありがとうございます。
僕のもうひとつのブログ
「嬉しいコト@カラフル!」
http://ameblo.jp/moriyama-tomomi/
お暇な方は遊びに来てくださいね。(^^)
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