こだわりどころ[No.2962]
(長めになっています)
昨日書いた、カッコつけの続きになります。
現代人は、表面だけのカッコつけ、
見栄が多いように感じます。
どうして、偽ブランド品を買う人がいるのでしょう。
どうして、知らないコトをネットで調べ、
あたかも、知っていた素振りを見せるのでしょう。
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こんな言い方をすると、少し変かもしれませんが、
僕は、パソコンを教える立場の人間でしたので、
「生徒さんが、どこまでパソコンを知っているのか? 何を知りたいのか? どうしてほしいのか? 何がわからないのか? どう伝えれば理解してもらえるのか?」
言葉にはできない、生徒さんの思いを掴もうと、
研究し続けた結果、相手の表情や動作、
選ぶ言葉や、声のトーン、沈黙時間によって、
ある程度のコトは、感じるようになっていたのです。
そういう、職業病みたいなものが、
僕に染み着いてしまったので、
相手が嘘を言っているのか、見栄を張っているのかも、
概ね感じるコトができるようになっていました。
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カッコつける人、見栄を張る人は、大きなコトを言います。
「私は○○と□□までできるんだぞ!」
そう言う人は、僕はできない人だと認識しています。
なぜなら、本当にできる人は、こう伝えるからです。
「それいつまでにすればいいかな? 予定考えておくよ」
できるコト前提で、話が進むんですよね。
見栄だけの人に「じゃあお願いするね」と頼むと、
必ずと言っていいほど、
「今は時間に余裕がない。昔のコトで忘れた」
など、いいわけが返ってきます。
なぜ、僕がいいわけだと感じるかは、
時間に余裕がない人が「○○ができる!」
なんて、大口を叩かないからです。
もし仮に、本当に昔のコトで忘れているのなら、
最初から、その話はもってこないでしょう。
だって、忘れていますからね。(笑)
仮に、話のネタで持ってくるにしても、
最初から「昔のコトで詳しく覚えていないんだけど、確か…」
という具合に、話が進むからです。
本人は、自身をカッコよく見せる為に、
見栄を張っているのでしょうが、僕からいわせると、
さらに、カッコ悪くしているように感じるのです。
本当に料理ができる人は、
相手に「なにが食べたい?」と質問しますよね。
「私はオムライスと焼きめしとホットケーキが出来るんだぞ!」
それは自慢ではなく、裏を返せば、
それしかできないと、伝えているようなものです。
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自慢、見栄を張ったり、いいわけを考える。
そこに、時間やエネルギーを使うのなら、
できない自分も素直に認め、
知らないコトは知らないとハッキリ伝え、
仲間と勉強し、共に成長しあえる人生にしたいです。
そうすれば、見栄も必要ないと思うのです。
今日の心得
他人に、バカと思われても、貧乏と思われても、
自分が、自分らしく生きていくコトが、
いちばんカッコいいと思います。
他人に見栄を張る人生にするのではなく、
自身に素直だと、言い切れる人間になりたい。
見栄を張っても、心は晴れないから。
こだわりどころ[No.2962]
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