楽しみを奪われた世界[No.2949]
現代人は、楽しむコトを忘れているように思う。
仕事も食事も、ひとつの生きていくプロセスだと、
なんとなく生きているように思う。
「お金が手に入れば仕事はなんでもいい。胃袋が満たされればなんでもいい」
楽しむコトを、失いかけている前兆ではないだろうか。
・
・
・
「本を作りたい! 料理を作りたい! 歌手になって歌を歌いたい!」
人はそれを夢というけれど、
楽しんでいないように思えるのです。
どういうコトかといいますと、
「○○したい!」
ストレス発散になっていないでしょうか。
なにかを作りたいのは、ストレス発散。
売りたいのはノルマで、上司に怒られたくないから。
儲けたいのは、現状の生活を脱出したいから。
それでは、楽しんでいないように思えるのです。
もちろん、趣味と仕事は違います。
自分が楽しんで作ったからといって、
それが売れるとも限りません。
作りたいものと、売りたいもの、売れるものとは別。
必要以上に、売れるコトを狙いすぎると、
今度は世間から「商売目当てだ」と叩かれてしまいます。
では、どうすれば?
・
・
・
僕が知るなかで、世の中の成功者と呼ばれる人たちは、
お金だけの目的でも、自分のストレス発散でもなく、
自分が楽しむコトを、
前提に生きてきた結果だと感じるのです。
「営業はイヤだな。でも上司に叱られたくないから売る」
ではなく、営業を楽しもうと売る。
利益だけで商品を売ろうとするのではなく、
相手に楽しんでもらうコトを、
自分の生き甲斐にし、自分がそれを楽しむ。
そういう人間こそが、世間の心を捕らえ、
認めてもらえているように感じるのです。
嫌々歌っているアイドルを、応援したいですか?
嫌々やっているお芝居を、みたいですか?
自身が楽しまない限り、
相手も楽しめないと感じます。
今日の心得
自身が楽しみ、相手にも楽しんでもらう。
そうすれば、よい循環に恵まれるように感じます。
楽しみを奪われた世界[No.2949]
今日も最後までありがとうございます。
僕のもうひとつのブログ
「嬉しいコト@カラフル!」
http://ameblo.jp/moriyama-tomomi/
お暇な方は遊びに来てくださいね。(^^)
最近のコメント