死ねない現代[No.2938]
(日付を調整しています)
最近、あるアニメを観終えました。
萌えアニメでも、最新のアニメでもなく、
「十二国記」という、異世界の歴史的な物語。
戦、争い、時代設定は、戦国時代という感じです。
ストーリーは、現代日本に住む女の子が、
戦国時代によく似た異世界に迷い込むお話し。
その劇中のなか、こういう台詞がありました。
「冬にはなにが必要と思うかね?」
貧しい世界に住む人は、現代主人公に問いかけます。
ぜひ、あなたにも考えて頂きたい。
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僕の答えは「暖」でした。
主人公の答えも「暖」だったのですが、
実際には「食料」という。
よく考えてみればそうですよね。
文化が発達していない時代では、
寒い冬は、作物も育たず、狩りも出来ないのです。
僕は、いかに平和ボケしているかを感じさせられました。
寒い冬でも、当たり前のように食料がある現代。
これも、現代社会に生きる私たちの洗脳だと思います。
ビニールハウス栽培、大きな倉(倉庫)を建設し、
そこに食料を大量に保存できるようにする。
防腐剤、保存料、輸入などの力によって、
私たち現代人は、冬に飢えるコトはありません。
それでも、不幸の主人公を演じる現代人が存在する。
そういう世の中なのです。
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確かに、昔には昔の苦労があり、
現代には、現代なりの苦労があると思います。
でも、どんなコトがあるにせよ、
現代日本人は、
飢えて死ぬようなコトは殆どないのです。
昔の「死ぬ気で挑む」とは、
本当に、生死をかけた勝負だったと思います。
現代人が死ぬ気で挑んだとしても、
実際には死ぬコトなんて、殆どありません。
それ故に、緊張感も、切迫感も、気力も、
なかなか本気になれないのかもしれません。
でも、これを逆手に取るコトも出来るように思うのです。
「大丈夫!死ぬ気で挑んでも簡単には死なない!」
だったら、恐れるものは何も無いハズです。
臆するコトなく、どんな物事でも、
果敢に挑戦していきたいですね。
今日の心得
現代人は簡単には死ねない。
悔いのなきよう、しっかりと生き続けたい。
死ねない現代[No.2938]
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