楽するコトと洗脳[No.2933]
(長めになっています)
私たちは日々、
なにかに洗脳されて生きています。
お金を払えば、ものやサービスが受けられる。
世間では、これを常識だといいます。
でも、大昔には、そういう仕組みはなく、
常識ではありませんでした。
車が左側通行なのも、お箸を持つ手が右なのも、
後から出来たマナー。
実際に僕自身も、沢山のコトに洗脳されています。
・
・
・
例えばネットで「口コミが多いのは人気商品だろう!」
そう思い、口コミの多い順で並び替えてみました。
すると、感激のコメントではなく、
激怒のコメント(クレーム)が多かったのです。
「口コミ数 = 人気」だと、僕は洗脳されていたんですね。
よく考えれば分かるのですが、口コミは、
良い評価もあれば、悪い評価もあるものです。
どこで、どのタイミングで、
僕が誤認識してしまったかは分かりませんが、
「○○ = 良い」「○○ = 悪い」
簡単に言い切れるほど、世の中は単純ではないようです。
・
・
・
でも、多くの人は、
単純に生きたがる生き物だと思います。
ふたつのコトを考えるよりも、
ひとつのコトだけを考えた方が楽だからです。
山派か海派か、最初に決めてしまった方が、
準備も楽ですよね。
山の準備には、潮風の影響は、
考えなくてよいかもしれません。
海の準備には、突然の霧や悪天候に遭難のコト
を考えなくてもよいかもしれません。
山と海のふたつの問題を抱えるよりは、
ひとつの問題のほうが、なにかと楽ですよね。
そういう事柄があるせいなのか、
「私は山派だ! 僕は海派だ!」
分かれてしまうのではないでしょうか。
・
・
・
でも、それでは楽しさは半減してしまう。
山には山の楽しさ、海には海のおもしろさがあるのです。
「ふたつ考えるのはめんどくさい」
そう感じるコトでさえ、
固定概念(洗脳)だと思うのです。
確かに、なにもしないよりは、
ある行動をするのは、面倒を伴うものです。
でも、その手間以上に楽しんでリターンがあれば、
それまでの苦労を、帳消しに出来ないでしょうか。
苦労して登る山だからこそ、頂上の景色は美しく。
苦労して準備して海でバーベキューしたりするから、
おいしく感じるのではないでしょうか。
「○○に頼れば楽」
確かに、そうかもしれない。
でも、ヘリで山の頂上へ向かってうれしいでしょうか。
いきなり海で、なにも準備をせずにポンと料理を出されて、
おいしいでしょうか。
「○○ = 楽」という考え方は、
楽しみを奪っているようにも思えるのです。
本当に楽しむとはなんなのか。
なんの為に楽しようとするのか。
よく考えて、行動したいです。
今日の心得
時間を作る為に楽をする。
その時間は何につかいますか。
楽しむ為に時間を使うというのなら、
本末転倒になっていないか、
しっかりと考えるべきだと思います。
痩せる為にウォーキングをする。
確かに、ルームランナーでも出来ますが、
それで楽しいのでしょうか。
外の景色や空気を楽しみ、
ウォーキングするコトによって、
継続が出来、自然とやせれると思うのです。
「外に出るのがめんどうだから」
そうやって手に入れたルームランナーも、
楽しくなければ使わないのです。
楽するコトと洗脳[No.2933]
今日も最後までありがとうございます。
僕のもうひとつのブログ
「嬉しいコト@カラフル!」
http://ameblo.jp/moriyama-tomomi/
お暇な方は遊びに来てくださいね。(^^)
最近のコメント