マンガとアニメの今と昔[No.2931]
作品すべてのコトを言っている訳ではありませんが、
僕が多くの作品に感じたコトです。
良いマンガ、良いアニメがあるなかで、
少し言い方が悪いかもしれませんが、
比較的昔は、マンガの方が雑に感じました。
実際の当時の現場状況は分かりませんが、
紙の原稿に、原作者である漫画家と、
数人のアシスタントで作業していたので、
荒が出ていたのかもしれません。
でも、昔のアニメに関しては、
マンガよりも、スタッフも多くいるせいか、
比較的美化されて見えたのです。
マンガでは丸チョンなモブキャラ(エキストラ的なキャラ)も、
アニメでは、しっかりと描かれています。
昔のアニメは、日本人がすべてを手がけ、
本数も少なかったので、優秀なクリエイターたちが、
アニメに手をかけられたのかもしれません。
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でも、現代に関しては、逆のように感じるのです。
マンガの方はクオリティが高いけれど、
アニメにした途端崩れてしまう。
安い賃金で国内外注だけでなく、
海外外注にしてしまえば、
クオリティとして落ちるのは当然であり、
仮に良作品だったとしても、
作品本数が多い現代では、埋もれてしまう。
逆にマンガは、デジタルを導入するコトによって、
ベタ塗りやトーン貼りなど、
面倒なコトをしなくても、パソコンで一発で出来る時代。
消しゴムで消す作業も不要で、アンドゥ機能で、
一発で手前の作業に戻れるのです。
かといって、マンガ万歳!という訳でもなく、
出版業界の不況とも言えます。
このままでは、マンガもアニメも、
いづれダメになりかねない。
ゲーム業界に関しては、少子化で需要が経るのは確実。
もっと、大人向けなコンテンツにするか、
クオリティーをあげなければならないコトは、
業界や関係者の人たちも、
きっと嫌ってほど感じていると思います。
そこで問題になるのは、やはり人件費。
いくら情熱ややる気があったとしても、
生活できなければ話しになりません。
良い作品を作るコトも大切だと思いますが、
日本の大切な財産を残す方法として、
クリエイターたちが食べていく仕組みも、
もっともっと考えるべきだと感じています。
今日の心得
良い作品に良い影響され人生が変わる。
どうしたらご恩返しができるのか。
今僕は、真剣に考えています。
マンガとアニメの今と昔[No.2931]
今日も最後までありがとうございます。
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