若い人たちのオーラ[No.2900]
(日付を調整しています)
(長めになっています)
本日も、ラジオからの話題です。
ラジオにて、最近の若者のコトについて、
お話しをされていました。
そのなかで、僕が気になった台詞は、
「最近の若い人たちはおとなしくていいよね。おとなしくLINEしたり趣味を楽しんでいる」
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正直僕は、これはよいコトだとは思いません。
おとなしく、趣味を楽しんだ結果、
「ネクラ」だの「オタク」だのいうのは、
その大人たちではないですか。
現代は、昔の常識は通用しません。
僕が小学生の頃は、
野球が好きな者同士、サッカーが好きなもの同士、
ゲームが好きなもの同士、お絵かきや工作が好きな者同士
インドア派、アウトドア派に分かれて、
グループになり、個性を発揮できたものです。
でもそれは、仲間あってのコト
現代では、少子化故に、
一学年に10人しかいないなど、珍しくはありません。
そのウチ、6人がサッカー好きだったらどうでしょう。
自分は野球が好きでも、サッカーの仲間に入らないと、
仲間はずれにされてしまう。
最近の若者は、自分の好きなコトすらできない
つらい世代だと思うのです。
「私は本当はゲーム好きだけど、周りの人がサッカー好きだから、仲間はずれにされたくないので、しかたなくサッカーをする」
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ストレスを抱える子は、仲間を求めます。
その仲間を求めた結果が、
LINEやTwitterなのではないでしょうか。
へんな言い方かもしれませんが、
そういう意味では、好きでLINEしている訳では
ないように感じるのです。
気が合うお友達が、LINEやTwitterしかいないから、
仕方なく、行っているようにも感じるのです。
その、ストレスの発散どころになっている、
スマホやパソコンを、子どもから取り上げるのは、
大人のお酒やタバコを取り上げるのと、
対してかわりないように感じます。
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最近の20歳代は、すごく賢いです。
少子化故に、周りの仲間たちの行動が、
ハッキリと、見えるのもあるのかもしれません。
「私も勉強しなくてはだめだ!働かなければだめだ!」
今の大人世代よりも、いろんなコトを考えていると思います。
僕がそう思うのも、
今は、ネットでいろんな情報を知るコトができます。
「一生懸命に働いてもこの程度の給料」
そういう職種もあります。
「一生懸命に働いてエリート気取りと叩かれる」
そういう人たちもいます。
「適度に働ければよいんだな」
将来性がない、もっと夢を持てと言われます。
「働いたら負け?」
働かないと、ニートと叩かれます。
右に行っても、左に行っても、中道を通っても、
なにかしら問題があるのが現状だと思います。
それでは、若い世代の人たちが
「将来なにをしたらよいのですか?」
未来が見えなくなるのは、仕方がないと思います。
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冒頭のお話しに戻りますが、
「最近の若い人たちはおとなしくていいよね。おとなしくLINEしたり趣味を楽しんでいる」
状況だけで判断するのではなく、
もっと大人が、子どもたちから、
いろんなコトを、感じ取る努力が必要だと思うのです。
上の例では、子どもたちからすると
「最近の大人はおとなしくていいよね。タバコ吸ったりお酒飲んだりTwitterしたりして趣味を楽しんでいる」
そう言われるのと、対して変わりないと思うのです。
あなたも、日々のストレスがあるコトでしょう。
僕にも、ストレスはあります。
楽しんで行っているのではなく、ストレスという
悪魔を排除する為に、行う行為もあると思います。
その状況を安易に「おとなしい楽しそう」と
判断するのは、あまりに心がないと思うのです。
「おとなしく○○している」
相手が、それを本当に楽しんでいるのか?
なぜ、それを行っているのか?
相手の気持ちになって、考えるコトができてこそ、
本当の「楽しい」が見えてくるのではないでしょうか。
今日の心得
「おとなしい = ものしずか」とは思いません。
怒りやストレスをため込んでいるだけで、
いつしか爆発し、重犯罪を行うかもしれません。
安易に状況で判断せず、
相手の心と対話する機会を大切にしたい。
若い人たちのオーラ[No.2900]
今日も最後までありがとうございます。
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