諦めるコトも必要[No.2912]
(長めになっています)
継続は力と言います。
続けるコトによって、経験値をあげ、
周りからも世間からも、認めてもらうコトができる。
でも、時代の流れに逆らってはダメだと思うのです。
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極端な例えですが、クツ磨きが好きな人がいたとします。
「私は靴磨きが好き。だからこれを一生つづけて生きていくんだ」
本人の意志で、それが本人の人生だと思うのなら、
別に、それでよいとは思います。
でも、物が安くなり、古い物を磨くよりも、
すぐに新しい物に買い換えてしまう時代に、
クツを磨き続ける価値はあるのでしょうか。
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僕が感じるに、日本の教育は、
「頑張って継続して努力すれば実現できる!」
そんな風に感じます。
でも実際には、情報化社会、
さっきまで求められていたものが、
一瞬にして、価値をなくす世の中でもあるのです。
ケータイの普及で、腕時計の需要も減り
デジタルカメラ付きケータイのおかげで、
カメラの需要も減ったと思います。
いつまでも「時計屋だけ、カメラ屋だけ」では、
生きていけない世の中になっているのです。
そんななか、生き残れるのは、
新たな発想だと思うのです。
例えば、あなたがフィルムの現像屋さんだとします。
フィルムカメラが少なくなり、需要が少ないなかで、
フィルムの現像だけに拘って生きていけるでしょうか。
「現像屋は諦めよう」
と諦めも肝心だと思うのです。
自信があるのなら、まったく別の道もよいと思いますが、
過去の経験をいかす為には、知恵を絞って、
「そうだ!現像屋から印刷屋に切り替えよう!」
と方向転換すれば、需要はあるのです。
広告などの印刷だけでなく、
ネットでデータ受け取り印刷サービスを行えば、
全国展開……世界展開だって不可能ではありませんよね。
そうやって方向修正して、成功した会社も多数あります。
「継続だけが力ではない!」
見切りをつけて、諦めるコトも関心だと思うのです。
ずっとフィルム現像屋をつづけていては、
新たなビジネスを考えるコトはできない。
継続すれば、確かに力にはなりますが、
時代が求めていなければ、時間とお金を消費するだけです。
もちろん、趣味レベルで楽しむコトであれば、
ぜんぜん問題ないと思いますが、
それで食べていこうと思うのとは、別問題だと思うのです。
「趣味も大切。仕事も大切」
どちらかに偏るのではなく、
多少の妥協はしても、目的本来を達成していれば、
それでよいと思うのです。
ど忘れして、名前は出てこないのですが、
ある有名お笑いタレントの人は、
アイドルになりたかったでそうです。
でも、気がついたのが遅かったので、
アイドルは無理でも、アイドルに近づく為に、
お笑いの道へ進んだそうです。
その結果、CMやドラマにも起用され、
いまでは、誰でも知っているお笑いタレントです。
そういう道も、大切なんだと感じています。
今日の心得
継続は力といいます。
でも現代は、時代の変化が激しい世の中。
いつまでも以前のやりかたでは、
時代遅れの頑張り損になってしまう。
そうならない為には、
時代を先読みし、見切りをつけ
方向転換する柔軟さもひつようだと感じます。
諦めるコトも必要[No.2912]
今日も最後までありがとうございます。
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「嬉しいコト@カラフル!」
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