この世に無駄な人間なんていない[No.2894]
(日付を調整しています)
人には、個性というものがありますよね。
生活環境や、学んだコトも影響あると思いますが、
僕が思うに、もっとも影響するのは、
その人の人付き合いだと感じます。
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「良い人間とつきあえば良い人間になれる?」
「悪い人間とつきあうから悪い人間になる?」
僕は、一概にはそうだとは思いません。
例えば、よい人間、何かに成功した人間。
何度も失敗して、努力して成功した人間もいれば、
ツテやコネだけで成功した人もいますよね。
いくら成功している人間だからといって、
失敗も苦労もない人間からは、
成功論しか聞けないと思います。
もちろん、成功する為に、成功論を聞きたいのですが、
「これはやめておけ!」
注意されるコトは、恐らくないと思うのです。
成功論だけを聞いて、
誰でも成功できるのなら、出版したのなら、
大ヒット、ベストセラー間違いなしですよね。(笑)
でも、時代は変化しています。
その人が10年前に、無苦労で成功したとしても、
現代に通用するとも限りません。
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今度は悪い人間……という言い方へ失礼ですが、
ちょっと、人とはズレた考えがある人
例えば、ヤンキーや暴走族などです。
僕が小・中学生の頃、興味本位で、
こういう人たちと、一緒に遊んだコトがあります。
成績は良くない、悪いコトはする。
正直、優秀な人には見えないかもしれません。
でも、人とは違う、失敗や経験の持ち主でもありました。
計算は出来ないけれど、人の痛みはわかる。
きっと、自己表現が不器用だったのだと思います。
でも僕は、一概に悪い経験をしたとは感じていません。
確かに、小さい頃に僕も仲間になって、
悪そうやイタズラはしてきたけれど、
見つかり、注意され、怒られ、殴られ、
「どうしてしてはならないのか?」
悪いコトを、身を持って経験したように感じます。
自分でいうのもなんですが、
大人になって「犯罪」を犯すよりも、
子どものウチの「イタズラ」程度で済まされた時期が
ある意味、現在の僕を育ててくれているのだと感じます。
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僕が思うに、この世に不要な人間は居ないと感じます。
良いコトをする人間も、悪いコトをする人間も、
もちつもたれつだと思うのです。
もちろん、重犯罪やイジメはなくなるべきだと思います。
でも、犯罪があるからこそ、
成り立っている仕事もありますよね。
泥棒がいるから、鍵屋さんが商売が出来る。
事件があるから、警察がいる。
犯罪を認める訳ではありませんが、
臭いものがあるからと、蓋をするという考えなら、
小学生だって発想できます。
そうではなく、もっと大人として、
「どうすれば臭くならないのか?」
その辺をよく考えて、
よりよい社会にしていきたいですね。
今日の心得
「好ましくない人 = 悪い人」ではなく、
ある物事を考えさせてくれる貴重な人
そう考えれば、対処法も出てくるのではないでしょうか。
「高齢者の万引きが増えている = 取り締まり強化」
ではなく、なぜ、高齢者が万引きをするのか?
仲間が居なくて寂しいからとか、
生活に刺激が欲しいからとか
相手の気持ちになって考える想いやりと、
ゆとりを持ちたいです。
この世に無駄な人間なんていない[No.2894]
今日も最後までありがとうございます。
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「嬉しいコト@カラフル!」
http://ameblo.jp/moriyama-tomomi/
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