ヒーローはヒーローになれない?[No.2888]
(日付を調整しています)
随分前から感じているコトです。
例えば、Aさんは、ある悪い癖がある為に、
仲間から嫌われているとします。
見て見ぬ振り、誰も注意しようとしません。
でもある日、Bさんは、意を決して、
Aさんに注意するコトにしたのです。
Bさんと同じ意見だった周りの人たちは、
「よくぞ言ってくれた!」
きっと、みんなのヒーローになるコトでしょう。
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それに味を占めたのか? 正義感を出し始めたのか?
勘違いし始めたBさんは、こういうのです。
「Cさんの細かいこの点がおかしいと思う。Dさんは○○の癖があるから直した方がいいと思う。Eさんは口が悪いから……」
かつて、仲間だった人たちにもさえ、
小さなコトで、ダメだしを始めるのです。
これでは周りも「うざいやつ!」といって、
Bさんから、離れていきますよね。
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僕が思うに、例え相手に、
悪いところを指摘するコトがあったとしても、
それで、自分がいい気になっていては、
ダメだと思うのです。
そもそも僕は、相手に悪い点を指摘するコトさえも、
少し、疑問に感じます。
相手に小さな癖があれば、自分にだって小さな癖はある。
あなたが言いたいのを我慢しているように、
周りも、あなたに言いたいのを我慢しているのです。
もし本当に、その人の為を思って注意するのなら、
他の人が居ない二人きりで、感情を抜きにして、
伝えてみてはどうでしょうか。
あなただって、いろんな人がいる状況で、
怒鳴られるように指摘されたら、
反発したくなりますよね。
僕が思うに、周りの視線を気にしながら、
相手を叩くコトは、ヒーローでもなんでもないと感じます。
大勢から賞賛を得てヒーローもどきになり、
相手を敵に回すのではなく、
相手にそっと伝えて、相手のヒーローになりたいですね。
今日の心得
あなたが目立つ為に伝えるのではなく、
相手にヒーローになってもらう為に伝える。
「人は鏡」
相手がヒーローになれたのなら、
あなたがなれないハズがない。
ヒーローはヒーローになれない?[No.2888]
今日も最後までありがとうございます。
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「嬉しいコト@カラフル!」
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