やってみれば難しくない![No.2845]
(日付を調整しています)
(長めになっています)
うまく伝えるコトが出来ないかもしれませんが、
僕が感じたコトを、素直に書いてみます。
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僕もあなたも、小さい頃、
まったく料理が出来なかった頃があります。
赤ちゃんでは料理は出来ませんし、
3歳では、包丁の使い方もよく分かりません。
僕は、そんな幼い頃から、
母が、台所で料理をするのを見るのが、
とても好きでした。
「どうやったらカレーって出来るのだろう?」
疑問に思い、その課程を知りたかったからです。
でも、小さい頃の僕が、その課程を見ても、
材料が何かは分かっても、
「どうやったらジャガイモの皮がキレイに取れるのだろう? なんでお肉を最初に入れるのだろう?」
理由も分からなければ、
ちょっとよそ見をしてる間に、
いつの間にか、カレーは出来ていたのです。
幼い頃の僕にとって、カレーは知っている食べ物だけど、
どういう手順で作られているか分かっていない、
未知の食べ物だったのです。
その、未知な食べ物を、僕が作るだなんて、
当時は考えてもいないコトでした。
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それから数年後。
母は父と離婚し、母は出稼ぎへ、
僕はひとりで、留守番をするコトになりました。
「お腹がすいたな!」
小学三年の僕は、幼い頃の記憶を頼りに、
ご飯を作り始めたのです。
お米の計り方、研ぎ方、水の分量。
見よう見まねで炊いてみました。
最初はベチャベチャに炊いたり、
固すぎたりしたけれど、回数を重ねるうちに、
適切な水の分量、おいしいお米の研ぎ方、
次第に覚え、小学四年の頃には、
普通に炊けるようになっていました。
佃煮ノリでご飯を食べる、ふりかけでご飯を食べる。
でも、味噌汁やカレーも食べたかった僕は、
母が作っていたのを思い出して、作り始めたのです。
最初は失敗の連続です。
具が煮えていない、味が薄い。
正直、僕はカレーを作るのは不可能かと思いました。
でも、幼いながら僕は思ったのです。
「僕が3歳くらいの小さいときは、ご飯も炊けなかったけれど、今は炊ける!」
うまく表現出来ないのですが、
山のふもとから、頂上を見上げたとき、
ものすごく遠く感じます。
でも、いざ山を登ってみると、
山を登っている感覚というよりは、
辺りの景色を見ながら進んでいる
そういう感じでした。
そして気がついたら、頂上についているのです。
頂上から、ふもとを見下ろし。
「あそこから僕はきたんだよね。遠いと思ったけれど、そうでもなかったよね」
僕は、そう感じていました。
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C地点に向かうとき。
自分がA地点にいるときは、
C地点がすごく遠く感じます。
B地点という壁を挟んでいるからです。
でも、自分がB地点にいるときは、
そう遠くは感じない。
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あなたは、どんなコトをしたいですか?
なにが夢でしょうか?
海外に家を持つコトが夢ならば、
普通の生活のままでは、
実現は難しく感じると思います。
でも、添乗員の仕事で海外へ行く機会が増えたり、
海外出張の仕事が増えたならば、
なんとなく、実現可能のように感じると思うのです。
「出来そうな気がする!やれそうな気がする!」
そういう意識があれば、
きっと、誰かに相談すると思うのです。
一泊二日だけの海外出張ならば、
「すみません、海外を見て回りたいので、有給を一日使い、二泊三日でもかまわないでしょうか? その差額の旅費は自分で払います」
そういうアクションを起こせば、
その一日を使って、海外の地を見て回り、
良い条件の住まいを、
見つけるコトが出来るかもしれません。
「家賃はそんなに高くないな」
そう思える物件があれば、
少しは、現実味が帯びてくると思うのです。
次の問題は、現地の言葉や仕事。
本当にその地が好きならば、
その国の言葉を勉強するでしょう。
「よし!言葉を覚えた!これで現地で仕事探しも出来る!」
そうやって海外で仕事を見つけ、働ければ、
念願だった海外生活も、
手にするコトが出来るのと思うのです。
最初を思えば、遠かったかもしれませんが、
ひとつひとつ、クリアしていくコトによって、
現実味と自信がつけば、情熱も沸いてくるものです。
難しいと思っていたけれど、実現してしまった。
どうして、実現できたのでしょう。
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僕が思うに、それは、
目的地と現在地を知ったからだと思うのです。
険しい山を登るのに、
地図とコンパスを持たない人はいないでしょう。
まずは、それらをそろえなければなりません。
「よし!現在地とゴールが分かった!」
向かう最中で、お腹がすいたときの食べ物、水、
雨が降ったときの雨具などをもって、
行動し始めるのです。
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「目的地は頂上だ!」
仮に、目的を設定するコトが出来たとしても、
自分の現在地が分からなければ、
右へ進めばいいのか? 左へ進めばいいのか?
まったくわかりません。
その結果、やまのふもとでウロウロするコトに
なっていると思うのです。
「えっ? なぜふもとでウロウロしているのかって?」
ふもとにいれば、人はいます。
寂しさは紛らわすコトができます。
食べ物に困っても、すぐに買いに行くコトが出来ます。
いつしか、そこを便利な場所だと思い、
そこに腰を据えているのが、
現代人の殆どではないのでしょうか。
実際、僕も現在はそこにいます。
「目的地(夢)はあるけれど、地図もコンパスもないから、方向も分からない」
これでは、進みたくても進めません。
僕が思うに、まず最初にするコトは、
自分の身の回りの調査だと思うのです。
身の回りの人が、その地図を持っているかもしれません。
案外、自分がコンパスを持っているかもしれません。
道具をそろえ、現在地が分かれば、
歩み始めるコトが出来ると思うのです。
ひとりで行くのが怖ければ、
仲間と向かう方法だってあります。
そうやって、少しずつ変化を起こしていくコトによって、
不可能だと思えたコトさえも、
現実に出来るのだと、僕は考えています。
夢を、夢で終わらせない為には、
自分に足りないもの、スキルや道具を揃え、
現在地をしっかりと把握するコトだと感じます。
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僕自身、いろいろと勉強不足ですので、
うまく表現できなかったところが、
多々あったと思います。
全部伝えるコトができなかったとしても、
これだけは覚えていてほしいです。
「行動しなければ始まらない!その為には、現在地を知るコト!」
僕自身が、現在その目標へ向かっています。
まだまだ、得たものは少ないですが、
何もしなかった頃に比べれば、
断然確率は上がっています。
長くなってしまいましたね。
本日はこの辺で、
最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。
もっとわかりやすく伝えられるように、勉強してきます。
今日の心得
遠く夢のように感じるのは、
現在地を把握していないから。
確かめよう!遠いならば、
早くたどり着ける方法もなにかあるハズ!
やってみれば難しくない![No.2845]
今日も最後までありがとうございます。
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