自慢する侍(さむらい)[No.2810]
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(長めになっています)
僕がもっとも進化を感じるのは、ケータイ・スマホです。
たった11桁の番号で、電波を使い、日本全国
誰とでも、いつでもつながる便利なアイテム
現代人の刀といっても、過言ではないように感じます。
でも、これだけ進化したのに、
人の心は、簡単にはつながっていないように感じます。
電話やメールの受け答えはあっても、
心は着信拒否なのかもしれません。
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学生時代の僕は、あまり友達はいませんでした。
小学校だけで三回転校し、僕自身、
悲しい思いをしたくなかったんだと思います。
いつの間にか、ひとりで遊ぶコトが多かったのです。
社会人になり「どうすれば仲間と楽しめるのか?」
「なんだ!友達をたくさん作ればいいじゃないか!」
イベントで知り合う人、パソコン通信のオフ会、
インターネットでのオフ会主催を行い、
数え切れないくらい、友達を増やすコトができました。
そのとき、どうやって、仲間を増やしたのか?
それは「僕はこんなアホなコトやってますよ!」
素直に、打ち明けたのです。
すると、ほとんどの人は、
「なんだ!あなたもそうなのね!」
仲間意識を強めるのです。
僕の記憶では、バカにされたり、
懸念されたコトはなかったと感じています。
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最近のSNSで感じているコトは、
「私は○○ができる!へへ!スゴいだろう!」
自慢をしている人を、多く感じてしまいます。
自慢している本人は、あがめられるとでも
思っているのかもしれませんが、
普通の人は、そういう自慢をする人には、
近寄りたくないものです。
それはなぜか? 自分を棚に上げて、
近寄ってくる人を、見下すのがオチだからです。
「見下されたい!」
そう思って近寄る人は、あまりいませんよね。
その結果、自慢するような人は、
誰ともつながるコトができないように感じます。
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今から20年ほどまえ、僕が社会人になって、
友達を作ったときの方法は、
「僕はこんなコトをしているアホです!」
素直に、自分を表したコトでした。
上から目線ではなく、下からいったのです。
そこで、嫌がる人はいませんでした。
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自分が逆の立場なら、すぐに分かると思いますが、
自慢するような人、見下すような人は、
尊敬に値しませんよね。
謙虚なフリをするのではなく、
普段は、カッコつけずに、
思い切りアホなコトをしつつも、
やるべきとき、真剣に取り組むべきときには、
まるで、人が変わったかのように取り組むのが、
本当の才能ではないでしょうか。
表面上の、頭がいいフリではなく、
本当の意味での、中身が濃い人という意味です。
「能ある鷹は爪を隠す」
ことわざがあるように、本当に才能がある人は、
人にひけらかさないものです。
常に、刀を振り回して歩く侍がいるでしょうか?
いざ!戦うべきときに刀を出すのが、
本当の侍魂だと感じています。
今日の心得
すぐに自慢する人は、自分に自信がないから。
本当に強い人は、自分をひけらかしたりしない。
自慢する侍(さむらい)[No.2810]
今日も最後までありがとうございます。
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