自己主張[No.2833]
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(長めになっています)
僕はむかし(中学生くらいまで)
自己主張ができない人でした。
良くいうなら、控えめで遠慮している。
悪くいうなら、根性なしのチキン野郎です。(笑)
当時の僕は、人の目が気になっていたんですね。
「ここで意見をしたら変に思われるかな? 生意気だと思われるかな?」
そんな、人の目ばかり気にした結果!
中学までは、おとなしい子だったのです。
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僕は、高校に行きながら、
16歳でうどん屋のバイトを始めました。
人の目を気にしていたら、
お客さん全員の目を気にしなくてはなりません。
次にいつ来てくれるか分からないお客さん。
別に僕のコトなんて気にしてなく、お客さんの目的は、
うどんを食べに来ているだけなんですよね。
「じゃあ、自分のコトを良く見せようなんて無理に考えなくてもいいよね。変顔でいいさ!変な声でいいさ!お客さんにおいしいうどんを提供できればね!」
きっと、何かが吹っ切れたんだと思います。(笑)
それ以来僕は、人の目をほとんど気にしなくなりました。
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人の目を気にしなくなるとどうなるか?
例えば、いいたいコトがあれば、
極道の人でも、僕はハッキリと素直に言っていました。
「お客様申し訳ありません。それはできません!」
ハッキリと、できないコトはできないというのです。
うどん屋なのに、カレーはできませんよね?(笑)
でも、「できません!」とだけ相手に伝えると、
「なんだテメー!ケンカ売っているのか?」
そうなってしまいかねないので、
「カレーはできませんが、代わりに○○ならできますがどうでしょうか?」
こちら側ができないと決めつけず、
お客さんに、これならできますけどどうしましょうか?
選択をゆだねるのです。
「うどん屋、レストラン、喫茶店、大型電気店、パソコンサポート、自動車修理関係」
いろんな場所で、極道と呼ばれる方と接してきましたが、
そう伝えて、怒る人はいませんでした。
「お、おう!なら、それでいいや!」
「お前さん度胸あるな、うちの組にこいや!」
「おう!メシ食いにいかねえか?」
普通の人よりも、極道の方たちのほうが、
義理人情が強く、礼儀はしっかりしていると感じました。
「○○はできない!」そう伝えて逃げるのではなく、
「○○はできないけれど、代わりにこれならできる!」
そういう誠意を伝えるコトで、
相手も「そこまでいうのなら…」
と納得してくれたのだと思います。
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最近、ふと感じたのですが、
普段の日常で、自己主張ができない人は、
ネットで大威張りで自己主張してみたり、
自分より弱い者のコトを、追いつめているように感じました。
自分のコトを、バカだと思っていない人は、
人のコトを、バカだとは言わないのです。
「あぁ、自分はなんてバカなんだ!」
そう思っている人ほど、自分よりもバカな人を探しては、
バカにしているように感じたのです。
僕から言わせると、
人の悪口を言っている暇があるのなら、
自分のコトを改善しろよ!
そう、問いつめたいです。
問いつめ、いじめたいです!(笑)
だから、いじめられるのではないでしょうか?
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良い自己主張もあれば、悪い自己主張もある。
単に逃げる為の主張や、相手をバカにする主張は、
良い結果につながらないのです。
逃げれば追っかけられ、バカにすればバカにされる。
僕の経験ですが、単に自己主張するのではなく、
相手のコトを思って、自己主張するとうまくいくようです。
「○○はできない!」断る!逃げる!
↓
「△△ならできます!」工夫する。提案する。
「どうしてくれる!不良品じゃないか!」怒る!
↓
「これは不良品ですかね?」訪ねる。
「この仕事もやっといてくれ!」強制!
↓
「忙しいところすまないけど、この仕事も引き受けてくれるかな?」訪ねる。
良い結果を得たいのなら、
相手に柔らかく伝えたいものです。
あなたが逆の立場なら、どう主張されたいですか?
今日の心得
ふんぞり返って「ハハハ、私が社長だ!」
偉そうに主張する社長と、
「私が○○の社長です。どうぞよろしく!」
謙虚に主張する社長。
あなたは、どちらの元で働きたいですか。
取引したいですか。
自己主張[No.2833]
今日も最後までありがとうございます。
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「嬉しいコト@カラフル!」
http://ameblo.jp/moriyama-tomomi/
お暇な方は遊びに来てくださいね。(^^)
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