文句が出るのは[No.2815]
(日付を調整しています)
きっと、誰しもが経験あると思います。
満員電車のなか、自分が下車しようとしたとき、
人が多くて、なかなかスムーズに下車できない!
そして、人をかき分けるように、
「すみません、降ります」
そういって下車し、こう感じたコトはありませんか?
「降りるって言っているんだから、一時的に、もうちょっと場所を開けてくれたらいいのに……」
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本日僕は、電車でそれを目のあたりにしました。
駅に到着し「すみません、降ります」
そう言っているのに、なかなか下車できず、
やっとの思いで下車できている人を目撃し、
僕は、こう思いました。
あの方はきっと、
「降りるって言っているんだから、スムーズに開けてくれたらいいのに!」
そんな風に、イライラしているんだろうな。
そこで僕は、考えていました。
なぜスムーズに降りられないのだろう?
駅に到着し、いきなり降りますといわれて動かれても、
人間は、反発したくなるもの。
「宿題をしなさい!」と両親が、
机の上に教科書とノートを準備して、
強制勉強モードにされると、反発したくなりませんか?
電車の下車も、それに近いと感じたのです。
突然「降ります!」と言って動かれる行為
突然「勉強しなさい!」と言って強制準備される行為
僕は、少し反発したくなりますね。(笑)
では、どうしたら、自発的にしたくなるか?
それは、夏休み終了ギリギリに、
強制的に宿題の準備をされるのではなく、
もっと早めに「勉強しなさいね」
そう伝えておけば「勉強しないといけないなぁ」
きっと、そう感じるハズです。
ですので、本日僕は、ある実験をしてみました。
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電車が駅に到着しそうになるとき!
まだ完全に停車していないとき!
扉が開いていないとき!
早めに「すみません、降ります」
そう伝えてみたのです。
すると、どういう変化が起きたと思いますか?
僕がグイグイと押し歩かなくても、
「あっ!この方は降りるんだな」
そう意識してくれた方は、早めに道を開けてくれたのです。
ひとりの方が譲ろうとすれば、それは連鎖的に作用され、
少し大げさな言い方かもしれませんが、
まるで、王様が通るかのように、
一斉に道を開けてくれていたのです。
電車が完全停車し、扉が開いた頃には、
僕は、すんなりとスムーズに下車するコトができたのです。
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「○○してくれればいいのに!」
文句をいいたくなったとき、
それは、自分がある行動をしていないからかもしれません。
「すみません、降ります」
ひとコト言うエネルギーは同じです。
早めに伝えるだけで、こんなに違うのです。
機会あれば、試してみてくださいね。
今日の心得
ギリギリ、無理に相手に何かを求めるのではなく、
早めに伝え、相手に行動してもらうのを待つのも
優しさではないでしょうか。
文句が出るのは[No.2815]
今日も最後までありがとうございます。
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お暇な方は遊びに来てくださいね。(^^)
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