それはいいコト?わるいコト?[No.2396]
病気で、今にも亡くなりそうな猫を、助けたとします。
「やさしい人?残酷な人?」
僕は、両方だと感じています。
助けるコトを、優しいと思える反面
その猫を助けるというコトは、
他の猫を助けない、つまり、差別するコトになるからです。
では、いちばんいい方法は、「見て見ぬふりなのか?」
それも、僕は違うと感じます。
無視したコト自体が、差別になるからです。
では、どうしたらいいの?
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同じ地球に生まれた人間同士
同じ日本に生まれた人間、同じ地域に生まれた人間
顔を一度も合わせないまま、この世を後にするのです。
全世界の人間とコミュニケーションするのは、不可能ですよね。
自分の目に見えない範囲、黒子や裏方的存在の人たちに
支えられているのも事実ではあります。
コンビニでお弁当を買えば、
顔をあわせるのは、レジの店員さんくらいですが、
お弁当を配達した人、工場で作っている人、
お米や野菜を育てた人、非常に沢山の人たちに支えられています。
本来であれば、全員に御恩を返すべきでしょうが、
それは、簡単に行えるコトではありません
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「では、どうすればいい?」
そう考え始めたとき、ある案が浮かびました。
それは、互いに、目に見える範囲の者同士が、
助けあって生きていけば、いいと感じたのです。
例えば、あなたがお隣さんを助けたとします。
お隣さんは、さらにお隣さんを助ければ、
あなたは、二軒助けたコトになるのです。
一匹の猫を助けるコトも、その一匹を保護するコトによって、
他の野良猫達は、餌の調達(取り分)が増えるのです。
そういう考え方をすれば、
例え、小さな親切だとしても、
いづれ、大きな親切となって、
大きな人助けも出来るのだと感じています。
ほんの些細なコトでも、
実際に、行動出来る人間になりたいですね。
今日の心得
「自分ひとりくらいがしなくても…助けなくても…」
甘く見た結果、いづれ、自分に返ってきます。
相手の立場、状況、自分に出来るコトはないか?
考えるコトの出来る人になりたいです。
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