損得鑑定[No.2323]
会社の取引先の人や、お客さんと話しをしているとき、
ときどき、こういう方がいます。
「私は、エリートな人材としか付き合わない」
自分がエリートを目指すのであれば、
先輩方から、アドバイスを頂ければ嬉しいですよね。
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でも、「エリートな人材としか付き合わない」
というのは、考え方としてどうでしょう?
エリートな方達には、エリートな話題や集まりがあります。
エリート故に、セレブな話題もあるコトでしょう。
そこに、エリートに憧れる一般の人が、
「私はエリートしか付き合わない!」と目を輝かせて入っても
最初は、教えてくれるかもしれませんが、
深い話題には、ついて行けないと思うのです。
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そして、「エリートな人材としか付き合わない」
という考えの人達には、共通点があります。
それは、友達がいないコトです。
自分と同等や、自分以下の人達と付き合わないので、
それらの友達がいません
では、エリートな人達が友達にいるかというと、
エリートな人達は、頭がいいわけですよね。
「自分が利用されようとしている」と直ぐに察知し、
会話も合わないので、逃げていくのです。
そんな訳で、結局誰も友達がいない状況になるのです。
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もし!あなたに夢があるのなら、
成功者に話しを聞くコトは、よい勉強になると思います。
そして、現実味を感じるコトも出来るでしょう。
でも、それを支えてくれるのは、
あなたの同僚や家族ではありませんか?
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オリンピックで、金メダルを手に出来た選手達は、
身の回りには、いつもオリンピック選手達だらけだったでしょうか?
身体は弱いけれど、自分を応援してくれる友人
スポーツのコトは詳しくないけれど、励ましてくれる家族
自分はオリンピックに出場は出来なかったけれど、
そのかわり、選手を育てるコトを真摯に務めるコーチやサポータ
そういう輪にいながらも、オリンピックに出場するコトが出来たのは、
応援して頂いているコトに素直に感謝し、
どんな人とでも、仲良く出来る人柄があってこそ、
仲間も増え、大きなエネルギーになったのだと感じています。
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「成功者だけと付き合う、他の人は興味ない」
そんな考えをしていると、あなたも同じ目に遭います。
人を差別して見ると、自分が差別される運命に遭います。
人を、敵味方で判断するのではなく、
大きな心で見るコトの出来る、寛大な人になりたいですね。
今日の心得
自分の損得だけで人付き合いをしていると、
今度は、あなたも損得で判断されてしまいます。
損得鑑定は捨て、無償で出来る強い志を持ってこそ、
本当に助けてくれる、仲間に出逢えるのかもしれないですね。
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