心の交流
今日は、時間の都合が出来たので、学校にて、2回の授業を受けるコトにしました。
先生は、男性の若い先生です。
先生「ハイ!教科書の○ページを開いてください」
僕・他生徒さん「教科書を開く」
先生「ハイ!ここですね…」
と、教科書の内容を読み上げるのかと思ったら、
いつの間にか、教室前方にあるパソコン(テレビ画面)にて、説明画面を開いて説明しています。
先生「ハイ!次は、教科書の○ページ!」
僕・他生徒さん「教科書を開く」
先生「これはですね…」
と、いつの間にか、ホワイトボードに書いて説明しています。
先生「次は教科書の○ページ…」
いつの間にか、教室前方にて、ボディーランゲージを使って説明していたのです。
僕「ん!?」と気になったので、暫く、他の生徒さんの様子を見ていました。
すると、せっかく先生が、前方で熱心に、ボディーランゲージまで使って説明しているにも関わらず、誰もそれを見ていないのです。
何故だと思いますか?
それは、「ハイ!前の画面を見てください!」、「ハイ!僕の方に注目してください!」、「前の黒板を見てください!」
と、先生が注意を促していなかったからです。
僕も以前は、パソコンの講師として、教える立場の人間だったので、緊張していて、「段取りを進めなくては!」に意識を取られて、生徒さんの気持ちまでは、なかなか気を使うコトが出来なかった時期もありました。
だけど、熱血な先生だと思いませんか?
やる気のない、普通の先生は、ダラダラ説明を読むだけです。
僕が、直ぐに熱血な先生だと感じたコトは、「ボディーランゲージを使ってでも、分かりやすく説明して、伝えよう!」という、先生の心配りです。
せっかく、良い授業をしようとしているのに、「ハイ!僕の方を向いてください!」と、ひとこと言っていない為に、殆どの生徒さんは、先生の説明を見るコトが出来ないのです。
なんだか、パソコン講師を始めた頃の、僕に似ているな~ぁ…
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1回目の授業が終わり、
僕「先生、相談があるのですけど」
と、他の生徒さんが居なくなったコトを確認し、先生に要望をお願いしたのです。
僕「先生は熱心ですよね、ボディーランゲージを使ってまでして説明してくれるのですから、でも、教科書の○ページを開いて…と言われた時に、教科書を見ている僕や生徒さん達は、そちらに気を取られてしまい、せっかく先生が、前方の黒板や画面、ボディーランゲージを使って説明してくれているのを見るコトが出来ないので、(前を向いてください)、(画面を見てください)、(黒板を見てください)、(僕の方を向いてください)と、案内していただけると分かりやすいです!」
先生に、そう伝えると
先生「そう教えて頂いたのは初めてです!良い授業にしたいと思っていますので助かります!ありがとうございます!!」
と、先生の方から握手を求められてきました。
やっぱり、熱血先生ですね?(笑)
僕「実は僕も、教える立場だったので、先生のお気持ちは、痛い程分かるのですよ」
そう伝えると、先生は、まるで、緊張の糸が切れてしまったかのように、「ホっとした笑顔」で僕の顔を見るのです。
先生「実は、授業は始めたばかりで、2ヶ月なんです…」
今度は、先生の方から、講師になった経緯を話してくれたのです。
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偶然にも、2回目の授業も同じ先生だったので、2回目の授業を楽しみに受けました。
僕が先程、「要望」として先生に伝えたコトが、現実になっていたのです!
先生「ハイ!前の黒板を見てください!、前の画面を見てください!」
当然、生徒さんが、先生に注目します。
注目を浴びている先生の表情は、先程の先生とはまるで別人!
すっごく笑顔で、楽しそうに授業を進めていたのです!
2回目の授業も終え、他の生徒さんが居なくなったコトを確認し、
僕「先生!2回目はバッチリ分かりやすかったですよ!」
そう伝えると、再び笑顔の先生になるのです。
先生「実は今まで、教台から向こう(生徒さん側)との壁を感じていたんですが、少し壁が無くなった気がします!教えて頂きありがとうございます!助かります!」
僕「いえいえ、僕はただ、授業を受けるなら、楽しい授業の方が良いですからね」
しばらく先生と、会話を楽しむのです。
先生「○○さん(僕の苗字)が居る授業が楽しみですね、ラッキーって思いますよ!(笑)」
僕「僕も、先生の授業を楽しみにしていますよ!熱血先生ですからね!(笑)」
これから、学校生活が楽しくなりそうです!
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