週刊 手塚治虫 創刊第1号「4月のテーマ 科学と未来」

週刊 手塚治虫 [公式サイト]

番組構成的にどうなるのか？不安ながら観ました。

アトム誕生の話は覚えていましたが「こんな切ない誕生」だったとは、改めて知る事が出来てよかったです。

「手塚治虫先生のメッセージとは」…

ゲストの方が作詞家なので、表現方法が上手なのもあるかもしれませんが、分かりやすい解説と上手い表現で伝えてくれたのでホント良かったです。

「アトムの心」…

僕が感じた手塚治虫先生のメッセージとは「機械も人も関係なく、心 (やさしさ) なんだよ…」と伝わってきました。

ゲストの方の「ヒットは創れても、スタンダードはなかなか創れない」…と言うようなコメント…
奥が深いですね、特にクリエイターな方にも本番組を観て頂きたいですね。

鉄腕アトム本編も放送されたのですが、昭和38年からの放送…

今観ても現在のアニメーションと基本的な部分は遜色なく、ビックリさせられる (；・∀・) 良く考えるとこの時代からスゴイです。

もう一つ驚かされるのは、アトムの設定やテクノロジー的な物…
手塚治虫先生は科学者なんじゃないのか？…と思える程コンピュータの事も勉強されていると伺えて、２度ビックリ (ﾟДﾟ;)

普通に大人が子どもに物事を教えたり叱ったりすると、言う事を聞かなかったりすると思いますが、アトム (アニメーション) と言う表現方法の中で「やわらかく、自然に、興味を持って実感してもらうように」と手塚治虫先生の気遣いとやさしさを感じました。

手塚治虫先生が今も生きていらっしゃるのなら、今の世の中もきっと変えてくれのではないのだろうか？…と思ってみたりします。 (;つД｀)

エンターテインメントロボット AIBO の開発にかかわった方も、アトムに影響されていた事にちょっとビックリ

手塚治虫先生が未来を予言していたのではなく、手塚治虫先生が未来を作っていたのか？…なんて考えたりして (^^;

不安だった番組構成は不安して損でした (笑)
思っていた以上の良かったので、来週も楽しみに心して観ようと思います。
今日は本番組を観て「人として得をした気分です。 ヽ(´ー｀)ノ」

本当はもっと「今悪い事している大人の人達は鉄腕アトム観てないんぢゃね？」…くらいの感想を書きたい所ですが、これくらいで (^^;;;

次週のゲストは「富野由悠季監督」です。
富野由悠季監督論でも勉強になりましたので、本当に楽しみですね。