今と昔のアニメやゲーム等
(個人的に今楽しんでいる事)
昨日のつづきです。 ( ゚ー゚)
最近のアニメやゲーム等、観たり遊んだりしていますが、何故か昔の頃のように素直に楽しめない時があります。
「単に歳をとってしまったのだろうか?、観る目が超えてしまったのだろうか?、飽きてしまったのだろうか?」等々
色々と考えていましたが「昔自分が素直に楽しんでいた頃」を思い出し「今と何が違うのだろうか?」を考えてみました。 (^^;
アニメもゲームも昔は「映像 (画)」にしても「音声 (曲)」にしても、現在の技術程キレイではなかったですね。
現在のアニメはフルCG処理で、地上デジタル放送でかなりキレイ、
ゲームにしてもハードウェア性能の向上で3D処理や解像度も高く業務用のアーケード機と殆ど変らない…
現在は進化しているので、もっと楽しめるハズなのに… 。゚(゚´Д`゚)゚。 ナゼ!?
「お前らの作品は所詮コピーだ」――富野由悠季さん、プロ論を語る (2頁目)
上記の「11、12歳まで好きだったものにこだわれ」をヒントに、当時僕が観ていたアニメやゲーム等を、ニコニコ動画で鑑賞してみました
流石に現在のアニメと比べると、動きや画に関しては粗に目がいってしまう点はちょっと悲しいですが「ストーリー」や、当時の映像技術では無理な演出は「独自の演出方法」で演出
当時、映像美 (CG処理) や動画 (アニメーション) で表現出来ないシーンは「静止画 (文字等) 、間、音声」等で補っている点も少なくはないようです。
ストーリー的にも、長編が多く、話の内容が濃い作品も多く感じました。
どう上手く表現して良いか分かりませんが、表現方法が下手な僕をお許し下さい。 m(_ _)m
技術的や時間的 (納期等)、セル画を撮影していた時期でもあり、今より手間が掛かっていたので、粗が出てしまう点、CG処理も一般的ではなかったので特殊効果が使えない点等は「現在より劣る」のですが、代わりに「それを上手くカバーする技術 (演出)」や「ストーリー」にパワーを感じました。
ゲームでも同じく、限られたハードウェア性能で「いかに楽しめるように創るか?」「他社と差別化するか?」も強く感じました。
「富野由悠季 監督・先生」の記事を再び拝見すると、特に気になるキーワードが沢山ありました。
「CGで独自のものが作れるわけがない」
「ルックスの良さでごまかされていませんか」
「きれいなだけのものはすぐに飽きる」
「臭くなければ客は付かない」
まさに現代アニメーションの多くが該当しているような気がします。 (゚Д゚;)
昔と違い現在は全てと言って良い程、アニメーションはCGで制作されていますね。
極端な話CGを使ってしまうと、個人から有名アニメーション会社まで使う道具は皆同じ…と言う事になりますね。
確かにこれでは、各アニメーション会社の持ち味は出しにくいのかもしれませんね。
「ルックスの良さ」を僕なりに置き換えると、例えば「萌え萌え」や「キャラクター数が多い」、「設定がカッコいい」とも捉える事も出来るのではないでしょうか?
「きれいだけじゃ飽きる」も「キレイなCGアニメ、萌え絵、設定」の事にも該当できそうです。
「臭くなければ客は付かない」は、皆CG等を使ってキレイすぎるので、少し粗をだしたり「独自の味を持て!」とも感じとれそうです。
「11、12歳まで好きだったものにこだわれ」
「フィールドを手に入れよ」
「自分が手の届く範囲のことを一生懸命やれ」
「SF好きが作ったSF映画はつまらない」
「コミュニケーションと原理原則」
全て共通するので、上記キーワードを元に僕が感じた事を書きます
昔自分が好きだった作品や物にこだわりたい…けど、時代の流れ (流行) に呑まれて、CGアニメ等を使ってしまっているけど、いつしかそれが楽する事にも繋がり、余った時間を遊ぶようになり、努力しなくなった結果、独自の技法を学ぶ機会を逃しているような気がします。
楽して余った時間は、自分の手が届かない範囲にまで手を出してしまったり、人に頼らなくても何とか生活出来る便利な世の中になってしまった為、仲間とのコミュニケーションも少なくなり、結果的に自己中心的に我が道を進む…クリエイターも居るのかもしれませんね。
SFオタクでしたら、人には負けたく無い強いポリシーやプライドもあるのかもしれません、上記にも書きましたが、人に頼らなくても何とか生活出来、コミュニケーション (意見を聞く事) が出来ないと、SFオタクではない、視聴者には理解 (意味不明、難解等) 出来なければ、結果的に楽しめない作品になるのかもしれないですね。
最近の僕は、ニコニコ動画等で「昔の作品を再び楽しみ」ながら「現代に足りない物 (技法等) も探し」
「懐かしさに浸りながら、娯楽、勉強?、研究?」と複数の楽しみ方をしています。 (^^ゞ 贅沢な楽しみ方でしょ?
(もちろん、現在の作品も楽しみながら)
(注意)
僕が個人的に感じている事ですので、真相は分かりません (^^;
現在の技術を駆使した素晴らしい作品も存在しますので、現代技術の否定をしている訳ではないです。
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