MSX が大変な事になってた (゚Д゚;)
ナゼか今時!
MSX 用の「新音源ドライバ」が出来たとの事 ( ̄Д ̄;;
で、期待せずに聴いてみる… (◎´∀`)ノ
なんじゃコリャー! ∑(=゚ω゚=;)
もはや MSX 音ではありませんね \(;゚∇゚)/
元々 MSX2+ 以降の音源は「PSG音源 3声 + FM音源 9声」と豪華に見えますが、オリジナル音色は1色しか使えないのです。 (;´Д⊂)
例えば、メロディにストリングスっぽい音色を自作しても、それで終わり…他のベース等は、定義された音しかつかえません。
「いつでも FM 9声使えるのか?」と言えばそれもNGで、ドラムのリズム音を使いたい時は「FM 6声 + リズム音」になってしまうんですよね。
結果的に常用するのは「PSG 3声 + FM 6声 + リズム音(FM音源経由)」、ちなみにリズム音に定義された MML は「B S M C H」で「バス、スネア、タム、シンバル、ハイハット」で音色は固定
トラック数だけみれば、リズム無しで「計12声」リズム使っても「計10声」と不満なさそうですが、オリジナル音色1色と、モノラル音源
2オペレータなので、自作音色も多彩に…とはいきませんでした。
MSX = YM2413 (2オペレータ) モノラル (オリジナル音1色)
X68000 = YM2151 (4オペレータ) ステレオ (オリジナル音沢山)
リズム音もリアルなドラム音ではなく、おもちゃっぽい FM音源のドラム音です。
X68000 のように (*) PCM音源を使い、サンプリング(録音)された、リアルなドラム音もスペック上使える事は当時出来ませんでした。
(*)実際には AD-PCM音源
MSX スペック「8Bit CPU 3.5MHz 程度」 ( ;谷)
3.5MHz の CPU で、膨大で処理能力を使う(当時)サンプリング音が使える訳ありませんね。
音源の種類を知らない人の為にちょいと余談
PSG音源 = 初代ファミコンのようなピコピコ音
FM音源 = メガドライブ、携帯電話で言えば4~5世代前?の着メロ
PCM音源 = 録音された音を再生する目的を主にする (音楽CD等)
リアルな音は出せるけど、情報量と処理能力を必要とする PCM音源ですが、ここでコナミが面白い物を当時出したのです。
それは「SCC 音源」
「ナニ!?その SCC 音源って!?」とか言われそうなので、簡単に説明すると、
PCエンジンのような音の音源です。 (^^;
SCC 音源の種類は、PCM 音源に近い、波形メモリ音源なのですが、PCM 音源みたいに立派なスペックは持っていないです。
大雑把に言ってしまうと「スペックがショボイ版の PCM音源」が「SCC音源」と思ってもらっても宜しいかと (^^;
ちなみに、SCC 音源単体では販売されず「グラディウス」等の「MSX ROM カートリッジに搭載された拡張音源」です。
当時の SCC 音源は、シンセパラメータ的な簡単な波形だけを搭載し鳴らすのが目的でしたので、結果的に PSG音と間違われる事も…
MSX のスペック、ROM カートリッジの容量からも、情報量の多いリアルなサンプリング音は当時不可能でした。
で、現在! MSX エミュレータや、最後の MSX「16Bit版 MSX Turbo-R」の処理能力を活かしたドライバが登場したと言う訳です。 。* ゚ + 。・゚・。・ヽ(*´∀`)ノ
当時では無理だった、サンプリング音を音源とし演奏もしています。
しかも音階可変!! w(゚o゚)w
音階可変とは、例えば「ピアノのラ♪ (440Hz)」のたった1音だけ録音したデータを元に、プログラム上で周波数を変更し「ドレミファソラシ」と広い音階を実現する事です。
そんな重たい処理を MSX で実現しようなんて、当時考えてもいませんでした (;・∀・)
その夢のようなドライバを開発したのは3MHz [めがさん] です。
おぢさん涙目 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
いろいろホイホイされてたら、こんなの↓もありましたwww
SCC 音源のみ…超wwwwww (≧∇≦)
コメントの「ぬるぬるしてる」…正しい表現方法かと ( ̄ー ̄)b
人によって「ふざけてる?」「スゲー!」様々なようですが…
僕から一言…「真面目にスゲー!ふざけてる」んだと思います。 (゚∀゚) (ぉ
コレ…正直スゲーテクニックが無いと出来ません (゚Д゚;)
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