セガサターン内部メンテナンス
昨日漂白しておいた、セガサターン
パーツも乾燥した事ですし、早速組立ててみよう…と思ったのですが、内部もメンテナンスしてあげる事に ( ゚ー゚)
「何処から組み立てようか…」まずは、簡単なコントローラから…
長年の使用で、ケーブルのシースが剥き出しに (゚Д゚;)
初期モデルのサターン白なので、固めのケーブルなのです。
寒い冬に、亀裂が入り裂けてしまった物だと思われます。
(ちなみに後期モデルは、やわらかめのケーブルです)
以前はビニールテープだけで補修していたのですが、ケーブルの硬さに耐え切れず、テープが浮いてきてました。
今回は、銅テープで補強も加えます。
銅テープとケーブルと同等色のビニールテープ
端子部も汚れていたので、エアーダスターでホコリを飛ばし、綿棒にエタノールをつけて磨きます。
エタノール乾燥後、ケイグで再び磨き、接点の改善と酸化防止コーティング
シールド板やメイン基盤等は、エアーダスターでホコリを飛ばし組込み
電源スイッチケーブルと、CD ドライブ電源ケーブルが、ツイストされていなかったので、ツイスト (ノイズ対策)
普通に組立てても…
せっかくですから、全てのネジをステンレスネジへ交換 (輻射ノイズ防止) [CD ドライブ部等の一部ネジ除く]
綿棒に少量のエタノールを付け、かるく磨いた後、乾いた綿棒で乾拭き
ケバを飛ばす為にエアーダスターで仕上げました。
ちなみに、ピックアップレンズは使っていなくても経年劣化で白くなる「白内障?」のようになります。
透明のプラスティックが長年放置しておくと白くくすんでくるのと同じです。
最近の殆どのピックアップレンズは、プラスティック製です。
昔ヤフオク等で「CD再生不可、ジャンク扱い」等のミニコンポも 100円とかで落札したり、再生出来なくなったカーオーディオを貰ったりした事がありますが、
バラして、レンズを磨くだけで直りました。10台中7台くらいは再生可能でしたね。 ( ゚∀゚)
ボタン電池が少々高いから…と言って安いボタン電池は使うべきではありません。
変な物だと、すぐに液洩れして本体側にダメージを与えます。 (;´Д⊂)←経験者
信頼出来そうなメーカの物 (出来れば国産) を選びましょう
まず、エアーダスターでかるくホコリを飛ばし、端子を磨きます。
固めのフェルト紙や、ガーゼが理想なのですが、手持ちでありませんでしたので、
プラ板にめがね拭きをホッチキスで固定
エタノールを先端を染込ませます。
こちらも、エタノール乾燥後、ケイグで接点保護
ちなみに、掃除用とケイグ用で別です。
最後にエアーダスターで、カートリッジ端子部のケバを飛ばしました。
同様に「エアーダスター → エタノール磨き → ケイグコーティング → エアーダスター」で仕上げました。
同じく綿棒にエタノールを付け磨きますが、端子部の目に沿って外側に向かって一定方向に磨きます。
間違っても、写真×のように、逆らって左右に磨くと、基盤から端子のパターンが剥がれる危険性があります。
同じく、ケイグです。
同様に「エアーダスター → エタノール磨き → ケイグコーティング → エアーダスター」
ついでに、カートリッジのネジもステンレスネジに交換
元々は「PC エンジン」や「スーパーファミコン」と同じネジで固定されていました。
実はカートリッジケースも、昨日漂白してたのです。 (^^ゞ
仕上げに、基盤全体をエアーダスターで仕上げて、CD ドライブユニットのギア部と、CD 蓋のギア部にセラミックグリス (ミニ四駆用) を付けて、蓋をして完了 ヽ(´ー`)ノ
最後にグリスを塗ったのは、他の作業中にあやまってグリスが付かないようにする為です。
最後に、恐る恐る電源スイッチを投入…まだ動いてくれるのか? ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
無事電源は入り、サターンロゴ起動…ゲームディスクのローディングも完了…ゲームパッドの操作も問題なし! 。* ゚ + 。・゚・。・ヽ(*´∀`)ノ
まだまだこの子はやる気です。ハイ! (゚Д゚;) (笑)
後10年…いや20年は頑張ってもらいましょう! (゚∀゚)
で、リビングに再び設置されるのでした。 (笑)
こちらのサターンは、1代目 (ウチで10年程使っているサターン) ですが、
最近購入した、元からキレイな2代目サターンも部分的に黄ばんでいる所があるので、こちらも…
また同じ事しても面白くないので、2代目サターンは「プチカスタマイズ」を考えています。 (^^ゞ
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