第3話「"テキトーな作品 = 無料で当然!?"」
[2006年半ば~]
文章だけで説明するには限界もあるので、前回のまとめ的な物を加えながら本題に入ろうと思います。
(前回のまとめ的な物)
こういうシーンを想定してみてください。
貴方が今月欲しい DVD が 2枚あるとしましょう、金銭的にどうしても 1枚しか DVD を買えないので、本当に観たい作品 A の DVD を買いました。作品 B の方は観たいけど、そこまでお金に余裕がないし、面白いかどうかも判らない…全く観れないよりは、画質悪くても YouTube で観れるだけマシか…きっとこういう考えも浸透していったと思います。
でも、人間は画質が悪くても次第に慣れと、欲も出てくるので、今度は面白い作品も「YouTube で観たい!」、逆に面白い DVD を購入した人は「これ面白いよ!」と (*1) ファン活動的に広めるつもりだったのかもしれませんが YouTube へアップロードし、次第に色んなアニメがアップロードされ、やがて世間の目に留まり問題になったのだと思います。
問題視され動画の削除が始まると、今度は「YouTube の動画を保存したい!」へ繋がり、やがて保存ツール等が広まり、複数の人が保存してしまったので「アップロード、削除、再アップロード」のいたちごっこが繰り返される事態に…
ちょうどこの時期から (涼宮ハルヒの憂鬱 [Wikipedia]) 京都アニメーションのサイトはこちらが始まった時期でもあり (MADムービー [Wikipedia]) が動画共有サイトで盛んになり (ハルヒダンス [Wikipedia]) が流行始めるのです。
(*1)
僕自身アニメ離れしていましたが、世間がハルヒ、ハルヒと騒いでいたのもあり、次第に本編にも興味を持ち始め、涼宮ハルヒの憂鬱を観て、面白い!!と、再びアニメと接点を持ち始め、関連商品等を購入し始めたのです。
ちょうど時期的に、良作品が多かったようで、(ひぐらしのなく頃に [Wikipedia]) アニメ公式サイトはこちらや、(蟲師 [Wikipedia]) アニメ公式サイトはこちらにハマリだすのです。
YouTube で観なかったら作品を知る事は愚か、アニメと再び接点を持つ事は無かったかも、当然商品だって購入していないでしょう
そして、画質がボトルネックだった YouTube に対抗するかのように、高画質な (Stage6 [Wikipedia]) が登場するのです。
(現在はサービス終了)
面白い作品や自分が本当に観たい作品でも、低画質な YouTube で観る事が日常になりつつある時期に、中途半端なアニメ作品の DVD が売れる訳が無い…
そして、さらに不運な事に、この時期から地上デジタル放送が広まり始めるのです。
では、その中途半端なアニメとはどれ位の数なのだろうか?
つづきは次号で…
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